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【2025年版】ロードバイク用ヘルメットのタイプ別おすすめ15選!

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  • ロードバイク用ヘルメットの選び方が分からない…
  • 自分に合うおすすめヘルメットが知りたい

ロードバイク用ヘルメットを買おうにも、種類が多すぎてどれがいいのか分からないですよね。

この記事では、初心者が自分に合うヘルメットを選べるように、ライドスタイルごとにおすすめのヘルメットをご紹介します。

シュン

この記事を読めば、自分にぴったりのヘルメットが見つかりますよ。

自分に合ったヘルメットを見つけて、最高のサイクリングを楽しみましょう。

タップできる目次

ロードバイク用ヘルメットのおすすめ15選比較表

ロードバイク用ヘルメットのおすすめは以下の通りです。

スクロールできます
商品名メーカー価格安全規格アジアンフィットバイザー取り付け反射板・テープテールライト取り付けサイズ(頭周の目安)重量カラー虫よけネット
CORMICK MIPSGIRO¥13,200CE EN1078フリーサイズ(54-61)
XL(58-65)
約275gマットブラック/ダークブルー
マットグレイ/マルーン
ハイライトイエロー/ブラック
MOJITO 3KASK¥23,100CE EN1078
JCF公認
S(50-56)
M(52-58)
L(59-62)
230gRED、BLK MATT、BLK、GREY、
ORG FLUO、WHT、YEL FLUO
BOSS RACEUVEX¥13,200CE EN1078
JCF公認
55-60245gホワイト
ブラック
スカイ
ブラック/ライム
ディープスペース/ブラック
CRESTBELL¥8,800CE EN1078UA M/L(54-61cm)約260gマットブラック
マットブルー
ホワイトブラック
マットダークグリーン
RAPIDOKASK¥9,680CE EN1078
JCF公認
M(52-58)
L(59-62)
220g(M)レッド
アンスラサイト
ブラック
ブラック/イエロー
ブラック/ブラック
ホワイト
MARMALOGK KABUTO¥7,480CE EN1078S/M(55-58cm)270gマットオフホワイト
マットブラック
マットブルーグレー
マットミントグリーン
マットピンクベージュ
マットブラウン
SYNTAX MIPS AFGIRO¥19,800CE EN1078
JCF公認
S(51-55)
M(55-59)
L(59-63)
280g
297g
350g
マットダークチェリー
マットブラック
マットホワイト/シルバー
マットブラック/ブライトレッド
TONIC KC AFLAZER¥12,100CE EN1078
JCF公認
S(52-56)
M(55-59)
L(58-61)
270g(M)マットブラック
ホワイト
チタニウム
コズミックベリー
アイスグレー
マットブルー/ブラック
REZZA-3OGK KABUTO¥12,100CE EN1078
JCF公認
S/M(55-58)
L/XL(57-60)
XL/XXL(61-64)
260g
280g
290g
ツートンホワイト
ツートンブラック
ブルーブラック
レッドブラック
ダークグレー
HELIOS SPHERICAL AFGIRO¥39,600CE EN1078
JCF公認
S(51-55)
M(55-59)
L(59-63)
257g
277g
308g
マットシャーク
マットホワイト/シルバーフェード
マットブラックフェード
マットブラック/レッド
VENTO KINETICORE AFLAZER¥41,800CE EN1078
JCF公認
S(52-56)
M(55-59)
L(58-61)
290g(M)マットブラック
ホワイト
レッド
FLEX-AIROGK KABUTO¥29,700JCF公認XS/S(54-56)
S/M(55-58)
L/XL(59-61)
185g
195g
215g
G-2 ホワイトレッド
G-2 レッド
G-2 ネイビーコパー
マットホワイトシルバー
マットブラックガンメタ
マットバーガンディ
マットアクア
マットトランス
マットゴールド
TEMPO KC AFLAZER¥8,580CE EN1078UNI(54-61)290gブラック
ホワイト
ブルー
チタニウム
イエロー
レッド
SCUDO-5OGK KABUTO¥8,104自転車用・SGマーク認証57〜59cm280gマットファブリックグレー
マットファブリックブラウン
マットファブリックベリー
マットホワイト
マットブラック
マットグレージュ
キャンバスアーバンOGK KABUTO¥7,480JCF推奨M/L(57-59)290gマットホワイト
マットブラック
マットフラッシュレッド
マットネイビー
マットグレー
マットオリーブ
マットフラッシュイエロー
マットワインレッド
マットアッシュブルー
マットターコイズ
※データは各公式HPやワイズロードオンラインを参照
※重量は個体差があります
※データは誤りがないように注意していますが、購入の際には販売サイトの情報をよくご確認ください
各おすすめへのショートカット

通勤・通学に使いやすいヘルメットおすすめ3選

ロードバイクで通勤・通学するときは、安全性が高いヘルメットがおすすめです。

反射材やテールライトの装着可否などの機能があると、帰宅時の走行も安心感が高まります。

ここでは安全性だけでなく、通勤時の服装に馴染むシンプルなデザイン性と合わせて選定しました。

通勤・通学におすすめするヘルメットは以下の3つです。

GIRO | CORMICK MIPS

出典:ワイズロードオンライン
価格¥13,200反射板・テープ
安全規格CE EN1078テールライト
アジアンフィット虫よけネット
ベンチレーション18個重量約275g
メリットMIPS搭載
大型ベンチレーションホールで通風性〇
バイザー付属
後頭部までしっかり保護
デメリットアジアンフィットではない

GIROの「CORMICK MIPS」はリーズナブルながら機能性が高いヘルメットです。

MIPS搭載のCE EN1078認証で安全性は高いうえ、後部にはリフレクターが付いています。テールライト(別売り)も装着可能ですので、夜間の走行でも視認性が高いです。

シェルは後頭部まで覆っているため、頭部全体をしっかりとカバーしてくれます。

ベンチレーションホールは大きなものが18個も開いていてクーリング性能も高め。穴にはロックも通せるので、バイクと一緒に固定できます。

シュン

アジアンフィットではありませんが、フリーサイズはMとLの中間のサイズ感で、内部の横幅寸法も17.4cmとやや広めなので、比較的かぶりやすいモデルとなっています。

ガチガチのやる気を感じさせない、適度に力が抜けたデザインでカジュアルにかぶりやすいヘルメットです。

KASK | MOJITO 3

出典:ワイズロードオンライン
価格¥23,100反射板・テープ
安全規格CE EN1078
JCF公認
テールライト
アジアンフィット虫よけネット
ベンチレーション重量230g
メリットJCF公認、EN1078認証と自社安全基準をクリア
後部に反射材付き
大きなベンチホールとナイロンインナーパッドで快適性が高い
デメリットアジアンフィットではない

KASKの「MOJITO 3」は高い安全性能を誇るヘルメットです。

JCF公認、CE EN1078以外に、KASK独自で設けた基準「WG11」をクリア。実際の事故に基づいてダメージを分析し、できる限り脳へのダメージを軽減する基本設計となっています。

後部には反射材が付いているため夜間の視認性も高く、衝撃吸収能力以外でも安全性を高めています。

ベンチレーションホールは大きく、KASK独自のBlue-Techインナーパッドと合わせてヘルメット内部の温度・湿度の上昇を防いでくれるため、快適な走行が可能です。

アジアンフィットではありませんが、指先での調節がしやすいゴム引きのマイクロダイヤルアジャスターが採用されているので、フィッティングもきめ細かく調節できます。

シュン

頭が大きく見えない形状で、かつデザイン性も優れています。安全認証・軽さ・機能性・快適性等含めてコスパが高いモデルです。

通勤・通学のみならず、ホビーライドにも問題の無い見た目と性能ですので、汎用性の高いヘルメットと言えます。

顎が触れる部分はエコレザー製で、長時間装着しても不快にならない気遣いも嬉しいです。

UVEX | BOSS RACE

出典:ワイズロードオンライン
価格¥13,200反射板・テープ
安全規格CE EN1078
JCF公認
テールライト
アジアンフィット虫よけネット
ベンチレーション19個重量245g
メリット19個のベンチレーションホールで通気性が高い
虫よけネット付きで不快感が少ない
独自のフィッティングシステムでフィット感〇
デメリットサイズのバリエーションが少ない
アジアンフィットではない

UVEX「BOSS RACE」は安全性とフィッティング能力が魅力です。

ポリカーボネート性のアウターシェルでインナーシェルを上下から挟み込み、頭部へのダメージを可能な限り軽減。高い安全性でCEとJCFの認証を取れています。

フィッティング性能も高いです。独自の「3D IAS 3.0 フィットシステム」でサイズ幅が調整できる他、サイズ幅調整用ワイヤーの高さも調整が可能。アジアンフィットではないながらも、優れたフィッティング性能を誇ります。

ベンチレーションホールは19個開いているので通気性も良く、夏場でも快適な走行が可能です。

シュン

バグネットが付いているので、走行中にメット内に虫やごみが入る心配もありません。

おしゃれでかっこいい街乗りで浮かないヘルメットおすすめ3選

街乗りメインで使う人向けに、カジュアルな服装に合わせても違和感が出ないような、おしゃれでかっこいいモデルを選びました。

街乗りにおすすめするヘルメットは以下の3つです。

BELL | CREST

出典:ワイズロードオンライン
価格¥8,800反射板・テープ
安全規格CE EN1078テールライト
アジアンフィット虫よけネット
ベンチレーション重量約260g
メリットバイザーが標準装備
片手で操作できるアジャスター
エアロ風デザインで日常使いからガチライドまでOK
デメリットサイズバリエーションが少ない
アジアンフィットではない

BELLの「CREST」は街乗りもしっかりしたライドもしたい人におすすめです。

安全規格はCE EN1078認証をしっかりと取得。ポリカーボネートで作られたシェルがしっかりと頭を守ります。

標準装備されているバイザーは、顔に当たる日光や雨を防いでくれるため、走行中ストレスの抑制が可能です。

ヘルメットの後部は丸みのあるシルエットでエアロ風のデザインとなっていて、通勤やポタリング、100km以上を走るガチ目のライドでも気軽に使える汎用性の高さがあります。

シュン

ベンチレーションホールも大きめですね。頭を涼しく保ってくれるため、不快感少なく走れます。

KASK | RAPIDO

出典:ワイズロードオンライン
価格¥9,680反射板・テープ
安全規格CE EN1078
JCF公認
テールライト
アジアンフィット虫よけネット
ベンチレーション24個重量220g(M)
メリットエントリーモデルではかなり軽い
24個のベンチレーションで優れた軽量性と通気性
デメリットアジアンフィットではない

「RAPIDO」はKASKのヘルメットの中でもトップクラスの軽量性を誇るヘルメットです。

24個のエアベントが軽量性に貢献するとともに、ヘルメット内の通気性を良くして、蒸れによる不快感を軽減してくれます。

安全性についても問題ありません。

欧州と日本の安全規格を満たしていますし、独自技術「IN-MOULDING TECHNOLOGY」が、転倒時に内部シェルを維持して衝撃を吸収し、ヘルメット本体の粉砕を防ぎます。

シュン

RAPIDOはエントリーモデルの中ではかなり軽いモデルです。走行中は少しの重さが首や肩への負担になるので、負担を少なくして楽に走りたい人におすすめです。

OGK KABUTO | MARMAL

出典:ワイズロードオンライン
価格¥7,480反射板・テープ
安全規格CE EN1078テールライト
アジアンフィット虫よけネット
ベンチレーション重量270g
メリット丸みがあり可愛らしいデザイン
着脱が簡単なマグネットバックル
アジャスターは上下にも調整可能
後部リフレクター搭載
デメリットガチ乗りには向かない

OGK KABUTOの「MARMAL」は、やさしいシルエットで女性向けのアーバンヘルメットです。

ひさしのように突き出たデザインで日常使いしやすい形状をしています。

タブを引っ張るだけでスムーズに外せるマグネット式バックルや、上下3段調整ができるダイヤル式アジャスターなど、使い勝手の良さもバッチリです。

後部にはリフレクターが付いているので、暗くなってからの走行時も視認性を高めてくれます。

シュン

汗を吸収するインナーパッドは取り外して洗浄できます。交換用のパッドが同梱されているのもありがたいですね。

アジアンフィットで日本人がかぶりやすいヘルメットおすすめ3選

欧米で作られているヘルメットが頭にフィットしない方向けに、アジア人の頭に合いやすい「アジアンフィット」モデルヘルメットをご紹介します。

アジアンフィットモデルのおすすめは以下の3つです。

GIRO | SYNTAX MIPS AF

出典:ワイズロードオンライン
価格¥19,800反射板・テープ
安全規格CE EN1078
JCF公認
テールライト
アジアンフィット虫よけネット
ベンチレーション25個重量280g
297g
350g
メリットMIPS搭載で安全性が高い
スタイリッシュなデザインで使う場所を選ばない
25個のベンチレーションホールで通気性抜群
デメリット反射素材やテールライトの取り付けは不可

「SYNTAX MIPS AF」はGIRO新基準のスタンダードヘルメットです。日本人向けのフィット感と高い安全性を両立しています。

横幅が広く、深めの内部設計は日本人の頭に合いやすいアジアンフィット。横広がりになりがちなアジアンフィットですが、デザインがコンパクトなので、シーンを選ばず様々なライドスタイルに対応可能です。

安全面ではMIPSを搭載しているので、転倒時の回転衝撃を緩和して頭部を守ってくれます。

シュン

ベンチレーションホールは25個と通気性は抜群。走行中の汗蒸れによる不快感を軽減してくれます。

LAZER | TONIC KC AF

出典:ワイズロードオンライン
価格¥12,100反射板・テープ
安全規格CE EN1078
JCF公認
テールライト
アジアンフィット虫よけネット
ベンチレーション18個重量270g(M)
メリットKinetiCoreが回転衝撃から保護
テールライト装着可能
18個のベンチレーションホールで涼しい
走行中でも簡単に調整できるフィットシステム
デメリットMIPS搭載ではない

LAZERの「TONIC KC AF」はコスパの良さが魅力です。

CEとJCF認証で安全性はしっかり確保したうえ、機能性も高いです。

ベンチレーションホールは18個開いていて、ヘルメット内部の汗蒸れによる不快感を軽減。

ヘルメット後部に取り付け可能なユニバーサルLED(別売り)は夜間の視認性を向上してくれます。

ダイヤルを回すだけで移動中でも簡単に調整できるアジャスターは、ヘッドバスケットの細かい上下調整が可能。アジアンフィットなうえに微調整ができるので、フィッティング性能が高いです。

シュン

MIPS搭載ではありませんが、独自技術のKinetiCoreが直接衝撃だけでなく、回転衝撃も最小限に抑えてくれます。

OGK KABUTO | REZZA-3

出典:ワイズロードオンライン
価格¥12,100反射板・テープ
安全規格CE EN1078
JCF公認
テールライト
アジアンフィット虫よけネット
ベンチレーション重量260g
280g
290g
メリット高いフィット感
虫よけネット搭載
バイザー装着可能
シールド装着可能
デメリット虫よけネットで少し蒸れる

OGK KABUTOの「REZZA-3」は汎用性の高いヘルメットです。

シールド(別売り)やバイザーが装着可能で、ガチめのライドからゆるっと街乗りまで、様々なスタイルに対応できます。

虫よけネットも搭載されているため、夏に街灯の多い道を走っても、ヘルメット内への虫の侵入を防止できます。

フィッティング性能については、スプリング構造によってサポート部分が適度にしなるため、後頭部を包み込むような感触が得られるはずです。

シュン

アジアンフィットモデルではありませんが、OGK KABUTO自体が日本のメーカーですので、日本人の頭に合いやすいです。

レース使用もOK!ハイスペックなヘルメットおすすめ3選

レースにも出場できるヘルメットとして、JCF公認かつ性能の高いモデルを選定しました。

レース向けのおすすめヘルメットは以下の3つです。

GIRO | HELIOS SPHERICAL AF

出典:ワイズロードオンライン
価格¥39,600反射板・テープ
安全規格CE EN1078
JCF公認
テールライト
アジアンフィット虫よけネット
ベンチレーション15個重量257g
277g
308g
メリットSPHERICAL TECHNOLOGYで安全性〇
Roc Loc 5システムで高いフィット感
15個のベンチレーションホールでクーリング性能も高い
デメリット反射素材などは無し

高い安全性とクーリング性能を兼ね備えるGIROの「HELIOS SPHERICAL AF」。

衝撃保護システム「SPHERICAL TECHNOLOGY(スフェリカルテクノロジー)」によって、転倒時の衝撃をいなすように緩和してくれます。

この構造によってヘルメット内もスッキリするため、通気性能も向上。

15個のベンチレーションホールと組み合わされたヘルメット内の横方向の溝が、効率よく空気を通すため、冷却効果も高いです。

シュン

ヘルメット内がシンプルな構造なのでフィット感も高まり、クーリング性能と合わせてフラッグシップモデルに迫る性能を実現したそうです。

LAZER | VENTO KINETICORE AF

出典:ワイズロードオンライン
価格¥41,800反射板・テープ
安全規格CE EN1078
JCF公認
テールライト
アジアンフィット虫よけネット
ベンチレーション13個重量290g(M)
メリットKinetiCore構造で回転衝撃から保護
ScrollSysで手軽にフィット
デメリット重量がちょい重め

LAZERの「VENTO KINETICORE AF」は、プロのライダーとの共同開発で生まれたヘルメットです。

角度15°のスプリント体勢で最高速になるよう設計された構造で、エアフローを最適化。

ヘルメット背面から熱気を排出するベンチレーションシステムと、回転衝撃を緩和するキネティコア構造もあり、高速で軽量、快適で通気性能にも優れたヘルメットと言えます。

シュン

アジャスターではなく、上部に設けられたベルトを巻いてフィッティングできる構造になっています。走行中でも手軽にフィッティングの改善が可能です。

OGK KABUTO | FLEX-AIR

出典:ワイズロードオンライン
価格¥29,700反射板・テープ
安全規格JCF公認テールライト
アジアンフィット虫よけネット
ベンチレーション重量185g
195g
215g
メリットトップクラスに軽い
上下に動くアジャスターでフィット感〇
空冷性能を上げる仕組みが多数
内装の取り換えが可能
デメリットアジアンフィットではない

OGK KABUTOの「FLEX-AIR」は軽量性と機能性、快適性を備えたヘルメットです。

極限まで無駄をそぎ落とした球体フォルムにより、重量はS/Mサイズで200g切り(公称)。300gのヘルメットから乗り換えると、ヘルメットだけで100gも軽くなります。

エアフローの設計には最先端のCFD解析を活用し、ライディングポジションとホールの角度を最適化。空気の流れに沿った、より自然なエアルート設計によって空冷性能が高いです。

頭部からヘルメットを浮かせてエアルートを確保するフローティング構造や、Y字の形状で接触面積を減らし、通気性を良くするエアフローパッドも、空冷性能の向上に貢献します。

シュン

両サイドの幅を2段階で調整するヘッドレストや、アジャスターアームを上下4段階で調整できる機構など、個人差のある頭部形状に合わせやすい仕組みもあります。

内装は通気性、虫の侵入抑制、寒さ対策など、季節や用途に合わせて取り替えられるのも魅力です。

安さ重視のヘルメットおすすめ3選

ロードバイクはお金がかかるので、できるだけ安いモデルを買いたい方もいるでしょう。

ですが、安いといっても、ただ安ければいいわけではなく、安全性を満たしたうえでの安さでなければかぶる意味がありません。

1万円切りで安く、かつ性能も高めなヘルメットは以下の3つです。

LAZER | TEMPO KC AF

出典:ワイズロードオンライン
価格¥8,580反射板・テープ
安全規格CE EN1078テールライト
アジアンフィット虫よけネット
ベンチレーション重量290g
メリットKinetiCoreシステム搭載
テールライト装着可能
デメリットフリーサイズのみ

LAZER「TEMPO KC AF」は、1万円以下でコスパが良いヘルメットです。

Lazer独自のKinetiCore構造で安全性はしっかりと確保。CEの認証も取れています。

ヘルメットの背面には別売りのテールライトが装着できるので、夜間の視認性も高いです。

シュン

KinetiCoreはインナーシェルに「衝撃で潰れる特殊構造」を入れて、MIPS システムのような「追加パーツ」がなくても直接衝撃・回転衝撃の緩和ができるようになる、LAZER独自のテクノロジーです。

OGK KABUTO | SCUDO-5

出典:ワイズロードオンライン
価格¥8,104反射板・テープ
安全規格自転車用・SGマーク認証テールライト
アジアンフィット虫よけネット
ベンチレーション重量280g
メリット反射ステッカー採用
取り外して洗えるインナーパッド
デメリット安全規格認証が少ない

OGK KABUTOの「SCUDO-5」は、カジュアルスポーティーで気軽に扱えるヘルメットです。

ファッションに馴染みやすいシルエット&カラーリングで、私服でもサイクルジャージでも合わせられます。

後部には反射ステッカー、簡単に取り外して洗えるインナーパッドなど、機能性も十分です。

シュン

アジアンフィットではないですが、日本メーカーのヘルメットなので日本人の頭に合いやすいです。

OGK KABUTO | キャンバスアーバン

出典:ワイズロードオンライン
価格¥7,480反射板・テープ
安全規格JCF推奨テールライト
アジアンフィット虫よけネット
ベンチレーション重量290g
メリット上下3段階に調整できるアジャスター
バイザー装着可能
大型のリフレクター搭載
テールライト装着可能
デメリット安全規格認証が少ない

OGK KABUTOの「キャンバスアーバン」は、機能性が高いアーバンヘルメットです。

アジャスターは大きくて調整がしやすく、ヘルメットは上下にも3段階で調整できるのでフィッティング性能は抜群。

スマートなバイザーや、テールライトが取り付けやすいベルトなど、痒い所に手が届く機能性です。

シュン

テールライトがなくても大きめのリフレクターが後部と左右に付いているので、夜間の視認性は高めの仕様となっています。

ロードバイクにヘルメットは必須?あくまで義務だけど安全のためには絶対着用

ロードバイクに乗るならヘルメットは必須です。

法律上はかぶらなくても罰せられるわけではありません。

ただ、ロードバイクは車も走っている道路を20kmや30km、あるいはもっと速いスピードで走る乗り物です。

もしも事故に遭ったとき、頭がむき出しでは取り返しのつかない大けがを負う可能性が高くなります。

シュン

これまで事故った経験がない方は、運が良かっただけです。これから先も事故らない保証はありません。いざというときの備えですので、しっかりと用意しましょう。

ロードバイク用ヘルメットの基本構造

ヘルメットの選び方を見る前に、ヘルメットの構造についてお話します。

ヘルメットはシェル・ライター・あご紐で構成されています。

スクロールできます
名称特徴
シェルヘルメットの外殻部分で、衝撃を受けた際に外力を分散させる
主な素材はポリカーボネート(PC)、ABS樹脂、炭素繊維強化プラスチック(CFRP)など
ライナーヘルメットの内側で衝撃を吸収し、頭部へのダメージを緩和する
一般的には発泡スチロールが使われている
あご紐ヘルメット全体と頭部を固定し、ヘルメットの脱落を防ぐ

ハット型やキャップ型のヘルメットも、外側の布地の内側にシェル構造を持っています。

ライナーを構成する発泡スチロールは内部にたくさん空気を閉じ込めていて、衝撃を受けると潰れて衝撃を吸収します。

シュン

発泡スチロールは荷物の緩衝材によく使われますね。

アジャスターは全てのヘルメットに付いているものではありませんが、ヘルメットを頭にフィットさせるために重要なパーツです。

ダイヤルを回すとヘルメット内部のサポートパーツが広がったり狭まったりするので、ヘルメットが自分の頭に合うように調整できます。

自分に合ったロードバイク用ヘルメットの選び方

ロードバイク用ヘルメットを選ぶときに重要なポイントは以下の通りです。

  • サイズ・フィット感
  • 重量
  • 安全性
  • 機能性
  • デザイン

サイズ・フィット感

ヘルメットは頭へのフィット感が重要です。

どんなに安全評価がされていて、機能性が高いヘルメットでも、フィットしていないヘルメットではその性能を十分に発揮できません。

特に日本人は欧米人と頭の形が違うので注意が必要です。

日本人丸形
欧米人楕円形

海外ブランドのヘルメットを選ぶ際は、アジア人の頭の形状に合いやすい「アジアンフィット」モデルかどうかをチェックしましょう。

シュン

ただし、頭の形状は個人差があります。アジアンフィットが必ず合うとも限らないので、できれば試着してからの購入がおすすめです。

後頭部やあご部分にアジャスターが付いていると、より細かくサイズ調整ができ、フィット感を高められます。

重量

通勤・通学、ロングライドなど、長時間ヘルメットを着用する場合は、軽いモデルを選ぶと疲れにくいです。

一般的に200g台前半であれば軽量な部類に入ります。中には180g台の超軽量モデルも存在します。

シュン

200g前半のヘルメットはかぶっていることを忘れるほど軽いです。

街乗りやポタリングがメインであれば軽さはそこまで重要ではありません。

自分のライドスタイルに合わせた重さのヘルメットを選ぶのがおすすめです。

安全性

ヘルメットが安全性を保証する規格に適合しているかはかなり重要です。

認証を取得しているヘルメットは、構造や衝撃吸収性などの一定の基準をクリアしていて、安全性の高さが証明されています。

主な規格は以下の通りです。

スクロールできます
規格基準作成機関備考
SG日本一般財団法人 製品安全協会(CPSA)
JCF公認/推奨日本公益財団法人 日本自転車競技連盟(JCF)
CE欧州連合欧州標準化委員会(CEN)EN1078:自転車用ヘルメットの安全規格
GSドイツドイツ製品安全法(ProdSG)
CPSCアメリカ米国消費者製品安全委員会(CPSC)
消費者庁参照

ヘルメットは頭部の安全を守るためにかぶるので、安全性が足りないヘルメットでは意味がありません。

中には規格を満たしていると表記しておきながら、実際には規格に適合していないヘルメットもあります。

2024年12月には、販売されている自転車用ヘルメットの性能が表示通りではなかったという事例もありました。

シュン

Amazonなどの激安ヘルメットは注意が必要です。プロのチームにも提供しているような有名メーカーなら安心して買えます。

ちなみに、日本のレースではJCF「公認」マークの入ったヘルメットの着用が義務付けられています。

JCF「推奨」マークでは参加できないイベントもあるので注意しましょう。

機能性

ロードバイクのヘルメットには、安全性をより高める工夫や、快適にライドを楽しむための機能が搭載されています。

以下はヘルメットの機能性の一例です。

  • 通気性(ベンチレーション)
  • リアライト・反射シール
  • スウェットパッドの取り外し
  • アイウェアの保持機能向上
  • バイザー
  • MIPS

MIPSは多方向衝撃保護システム、Multidirectional Impact Protection Systemの略です。

転倒して頭部をぶつけた際、シェルとライナーの間に低摩擦層がスライドし、脳に伝わる回転性の衝撃を分散します。

シュン

機能性が高いヘルメットは価格も高くなりがちです。涼しさ・安全性・遮光性など、自分が欲しい機能に優先順位を付けて、あとは予算と擦り合わせながら選ぶのがおすすめです。

デザイン

ヘルメットは見た目も重視したいです。

せっかくカッコいいロードバイクに乗っているのに、ヘルメットがカッコ悪いと台無しになります。

ヘルメットの形状は大きく2種類があります。

タイプ特徴
スポーツ流線型のフォルムで空力性能や軽さ、涼しさなどに優れる
アーバン私服に合わせても違和感がないようなデザイン

乗るバイクのカラーや、服装に合わせたデザインのヘルメットを選びましょう。

シュン

アーバンタイプのヘルメットには、シェルにキャップやハットを取り付けたカジュアルなモデルもあります。カジュアルな服装に合わせやすいので、街乗りやポタリングがメインならアーバンタイプがおすすめです。

ロードバイク用ヘルメットの主要メーカーを紹介

ロードバイク用ヘルメットの有名メーカーをご紹介します。

有名メーカーは安全性の評価も高く、ラインナップも豊富なので、迷ったら有名メーカーから選ぶのがおすすめです。

スクロールできます
メーカー特徴
OGK KABUTO日本を拠点とするブランド。普段使いからレース用まで幅広いラインナップで、デザインやカラーバリエーションも豊富。日本人の頭の形状に合った製品が多い。
GIRO世界のトップライダーに愛用されるアメリカのブランド。高い安全性に加え、スタイリッシュなデザインが人気で、アジアンフィットモデルも豊富。
uvexドイツ発のヨーロッパ最大級のスポーツブランド。スポーティーなデザインだけでなく、シティーユースに適したアイテムも豊富で、おしゃれなカラーリングも魅力。
KASKイタリアのブランド。アジアンフィットモデルはないが、誰もがかぶれるヘルメットを目指して作っており、日本人にも合いやすいヘルメットが多い。
BELL1923年にロサンゼルスで誕生したパイオニアブランド。形状、素材、機能など、革新的な製品を提供している。
LAZER約100年前に生まれたベルギーのヘルメットブランド。世界50カ国以上で販売されている。
bern2004年にボストンで誕生したブランド。安全性だけでなくファッション性も重視。日本人の頭になじみやすい「ジャパンフィット」モデルもある。

ヘルメットの正しい着用方法

ヘルメットは正しくかぶらないと、適切な安全性が発揮されません。

ヘルメットの正しい着用方法は以下の通りです。

  • 前から後ろにかけて水平になるように深くかぶる
  • ヘルメットの先端が眉毛のすぐ上にくるように調整する
  • 後頭部側にあるアジャスターを締める
  • あご紐とあごの間に指が1~2本入る長さで留める
シュン

前頭部を露出させる「あみだかぶり」は、頭部が適切に保護されないため、絶対に避けましょう。あご紐も締めなかったり、締め方が緩かったりすると非常に危険です。正しくかぶって安全に乗りましょう。

ロードバイク用ヘルメット選びの注意点

ヘルメットを選ぶときの注意点を解説します。

フィット感が最優先

頭にフィットしていないヘルメットは転倒時の衝撃で脱げる可能性があります。

機能性よりフィット感が最重要ですので、できるだけ試着してからの購入を強くおすすめします。

シュン

一度試着して、フィット感を確かめてからネットで購入するのもありです。

近くに試着できるショップが無い場合は、アジアンフィットやジャパンフィットのモデルなら、日本人の頭に合いやすいです。

アジャスター付きを選ぶ

アジャスターが無いヘルメットは前後の調整ができません。

頭部の形状には個人差がありますので、アジアンフィットやジャパンフィットと言えども、ぴったりフィットしない可能性があります。

初心者はできるだけアジャスター付きモデルを選ぶのがおすすめです。

シュン

アジャスターが無いモデルを買うときは、店舗で試着して買いましょう。

自分に合ったヘルメットを選んで、安全にサイクリングを楽しもう

この記事ではロードバイク用ヘルメットのおすすめをタイプ別にご紹介しました。

各おすすめへのショートカット

ヘルメットは自分に合った形状じゃないと、その性能が十分に発揮されません。

ヘルメットを選ぶときのポイントは以下の通りです。

ヘルメットを選ぶときのポイント
  • サイズ・フィット感
  • 重量
  • 安全性
  • 機能性
  • デザイン

ヘルメットはロードバイクを安全に楽しむために必須のアイテムです。

あなたも自分にピッタリのヘルメットを買って、安全快適にサイクルライフを満喫しましょう。

ロードバイク用ヘルメットに関するよくある質問

ヘルメットが頭にフィットしなかったら返品できる?

通販での購入の場合、自己都合による返品はできません。

返品ができるのは、届いた商品が間違っていたり、破損などの初期不良があったりした場合のみです。

フィット感が心配なときは、店舗で試着してからネットで購入すると良いでしょう。

きのこ頭にならないヘルメットは?

最初は自分のヘルメット姿を見慣れないため、何をかぶってもきのこに見えます。

よほど変なデザインのヘルメットを買わない限り、かぶっている内に慣れてきます。

それでもできるだけきのこを避けたい場合は、アジアンフィットやジャパンフィットのヘルメットを選ぶと、きのこになりにくいです。

ロードバイク用ヘルメットの買い替え時期は?

使用頻度や保管状態にもよりますが、使用開始から3年後が買い替えのタイミングです。

ヘルメットは雨風や汗によって素材が劣化します。

知らない間に衝撃吸収能力が下がっていますので、3年程度での買い替えを推奨します。

強い衝撃を受けたときも買い替えが必要です。

衝撃によって内部の発泡スチロールが変形し、衝撃吸収性がダウンします。

高いヘルメットと安いヘルメットの違いは?

使用している素材や安全規格の有無、空力性能、軽さなどが違います。

高性能なヘルメットは軽くても安全性が高く、機能性も兼ね備えるため高くなります。

ロードバイク用ヘルメットのお手入れ方法は?

シェルは柔らかい布に水を含ませて優しく拭き掃除します。

インナーパッドやスウェットパッドは取り外して手洗いします。

内部の発泡スチロールに洗剤をかけないよう注意が必要です。

JCF公認シールは剥がしてもいい?

JCF公認シールは剥がさない方がいいです。

シールが無いとレースやイベントに参加できなくなる可能性があります。

シールは国内に正規代理店がある証明でもあります。海外通販で購入した場合は付いてきません。

シールが無いと、ヘルメットに初期不良があった場合でも、国内の販売店や代理店での保証が受けられません。

シールの再交付もされませんので、邪魔だと思っても剥ったままにしておきましょう。

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この記事を書いた人

ロードバイク初心者のための口コミサイトを運営。
ロードバイクは2019年から。
レースには出ないホビーライダー。美味しいものを食べに行くのが好き。
貧脚。

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