- ロードバイク用空気入れの選び方が分からない…
- ロードバイク用空気入れのおすすめが知りたい
ロードバイクの空気入れを買おうにも、種類が多すぎてどれがいいのか分からないですよね。
この記事では、100種類以上の空気入れを調査したロードバイク乗りが、おすすめのロードバイク用空気入れをご紹介します。
フロアポンプや携帯式、インフレーターも紹介するので、この記事を読めば、自分にぴったりの空気入れが見つかりますよ。
自分の使い方に合った空気入れを見つけて、快適なサイクリングを楽しみましょう。
ロードバイク用空気入れ:フロアポンプのおすすめ7選
ロードバイクを続けていくならフロアポンプは必須です。
ということで、まずはフロアポンプのおすすめを紹介します。
様々な価格帯の中から、初心者にもおすすめできるモデルを選びました。
商品名 | 価格 | 対応口金 | 最大空気圧 | 1ストロークの空気量 | 機能性 | サイズ | 重量 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
![]() SPORT FLOOR DRIVE 3.5 LEZYNE | ¥9,680 | 仏式、米式 | 220PSI/15bar | – | 航空宇宙グレードのFRP(繊維強化プラスチック)採用 コンポジットマトリックス製ハンドル | – | 1431g |
![]() CNC DIGITAL FLOOR DRIVE3.5 LEZYNE | ¥24,860 | 仏式、米式 | 220PSI/15bar | – | 3.5インチ大型デジタルゲージ CNC鍛造アルミニウム構造 | – | – |
![]() LIGHTWEIGHT FLOOR PUMP P&P COMPONENTS | ¥3,960 | 仏式、米式 | 160PSI/11bar | – | 1000g以下 大型空気圧計 ホース長800mm | – | 900g |
![]() BFP-02AGEZ2 PANARACER | ¥6,380 | 仏式、米式、英式 | 仏式:1100kPa 英式・米式:500kPa | – | ワンタッチ式ポンプ ラバーグリップハンドル エアリリースボタン | – | – |
![]() FP-200 Serfas | ¥6,050 | 仏式、米式 | 160PSI/11bar | – | 大型メーター エルゴノミックグリップ 英式バルブアダプタ付き ボールに空気を入れられるアタッチメント付き ホース長900mm | h650mm | 1600g |
![]() FP-200 AF-T1 Serfas | ¥3,190 | 仏式、米式 | 160PSI/11bar | – | 樹脂製ベース 1000g以下 英式アダプタ付き ホース長900mm | h670mm | 998g |
![]() ジョーブロー スポーツ III TOPEAK | ¥6,600 | 仏式、米式 | 160PSI | 317.5cc | 3インチゲージ スチール製ベース エルゴノミックデザインハンドル ハンドルにパッド付き 360°ピボットホース エアリリースボタン 英式アダプタ付き | L117xW253xH678mm | 1680g |

SPORT FLOOR DRIVE 3.5 | LEZYNE

価格 | ¥9,680 | 対応口金 | 仏式、米式 |
最大空気圧 | 220PSI/15bar | 重量 | 1431g |
メリット | 航空宇宙グレードのFRP(繊維強化プラスチック)採用 最大15barの高出力 | デメリット | ゲージが下部に付いていて見づらい |
「SPORT FLOOR DRIVE 3.5」はレザインの人気モデル、スポーツフロアドライブのアップグレードモデルです。
木製だったハンドルを、ベースと同じ複合素材の樹脂、FRP製に変更。軽さと強度を両立しました。
最大空気圧が高く、少ない労力で空気の充填ができます。

オールブラックのシンプルかつ洗練されたデザインは、家の中でも外でも置く場所を選びません。
CNC DIGITAL FLOOR DRIVE3.5 | LEZYNE


価格 | ¥24,860 | 対応口金 | 仏式、米式 |
最大空気圧 | 220PSI/15bar | 重量 | – |
メリット | 出力が高い 大型デジタルメーター搭載 アルミ製で耐久力が高い | デメリット | ゲージが下部に付いていて見づらい |
高精度を求める方におすすめなのがLEZYNEの「CNC DIGITAL FLOOR DRIVE3.5」です。
空気圧は最大220PSI/15barまで対応し、3.5インチの大型デジタルメーターを搭載。
数値を一目で確認できるため、正確な空気圧管理が可能です。



CNC鍛造アルミを使用した堅牢な構造で耐久性も高く、長期的に信頼して使えるモデルといえます。
LIGHTWEIGHT FLOOR PUMP | P&P COMPONENTS


価格 | ¥3,960 | 対応口金 | 仏式、米式 |
最大空気圧 | 160PSI/11bar | 重量 | 900g |
メリット | 900gと軽量 高めに取り付けられた大型ゲージで見やすい ベースが大きくて踏みやすい 仏式・米式対応のデュアルヘッド | デメリット | ベースはPP製なので強度が不安 |
軽量性と扱いやすさを重視する方には、P&P COMPONENTSの「LIGHTWEIGHT FLOOR PUMP」がおすすめです。
重量わずか900gで持ち運びやすく、イベントやレースなどに持っていきたい人向けのポンプといえます。
大型ゲージはベースよりも少し上の位置に取り付けられているため、立った状態でも空気圧がひと目で分かります。
英式バルブクリップも付属するので、これ1本あれば家の自転車はすべて事足りるでしょう。



将来的にMTBにも乗る可能性があるなら、仏式・米式バルブ対応のデュアルヘッドは魅力的。コストを抑えつつ機能性を備えたバランスの良いモデルといえます。
BFP-02AGEZ2 | PANARACER


価格 | ¥6,380 | 対応口金 | 仏式、米式、英式 |
最大空気圧 | 仏式:1100kPa(約11bar) 英式・米式:500kPa | 重量 | – |
メリット | ワンタッチ口金で取り付け簡単 大型のベースで踏みやす 入れすぎた空気を減らせるエアリリース機能 ゲージが本体上部にあり見やすい | デメリット | 米式はバルブアダプターで対応 |
パナレーサーの「BFP-02AGEZ2」は、初心者から上級者まで安心して使える実用性の高いフロアポンプです。
最大1100kPaまで充填可能で、英式・仏式・米式の3種類のバルブに対応します。
口金は差し込むだけのワンタッチ仕様で、英式でもアダプター不要なのが大きな利点です。
ラバーグリップを採用した握りやすいハンドルや、大型フットステップで安定感が増し、高圧時でも軽快にポンピングできます。



この価格帯でワンタッチ式はかなりコスパ高いです。空気入れの面倒くさいを限りなく削減してくれているポンプといえます。
FP-200 | Serfas


価格 | ¥6,050 | 対応口金 | 仏式、米式 |
最大空気圧 | 160PSI/11bar | 重量 | 1600g |
メリット | 高性能大型メーター搭載 切り替え無しで仏式・米式に対応 握りやすいグリップ ゲージが本体上部搭載で見やすい | デメリット | 価格のわりに特筆すべき機能性はない |
Serfasの「FP-200」は、堅牢なスチール製ボディを採用した定番フロアポンプです。
最大160psiまで対応可能で、ロードバイクの高圧タイヤも難なく充填できます。
大型のアナログゲージは本体上部に搭載されていて数値の確認がしやすく、精度の高い空気圧管理が可能です。
スチール製のベース部分は広く安定感があるため、力を効率的に伝えられ、長時間の使用でも疲れにくいのが特長です。



軽いポンピングが多くの人に支持されています。オーソドックスでベターな選択肢ならFP-200がおすすめです。
FP-200 AF-T1 | Serfas


価格 | ¥3,190 | 対応口金 | 仏式、米式 |
最大空気圧 | 160PSI/11bar | 重量 | 998g |
メリット | 切り替え無しで仏式・米式に対応 1000g以下と軽量 | デメリット | ベースがサーモカーボン製なので屋外管理時の耐久性が不安 |
「FP-200 AF-T1」はFP-200の基本機能を備えたまま、ベースを樹脂製に変更したモデルです。
ベースの素材をサーモカーボンに変更したため軽量になり、なんと1000g切りという軽さを実現。
サイズも大きめなので踏みやすく、力を無駄なく伝えられます。



最初の1台や間に合わせとして買うならって感じの空気入れです。ベースはサーモカーボン製なので、屋外で管理すると劣化するかも。屋内で管理するのがおすすめです。
ジョーブロー スポーツ III | TOPEAK


価格 | ¥6,600 | 対応口金 | 仏式、米式 |
最大空気圧 | 160PSI | 重量 | 1680g |
メリット | 大型ゲージ ベースがスチール製で安定頑丈 エルゴノミックデザインハンドルで持ちやすい エアリリース機能付き 360°ピボットホース | デメリット | 英式のエアーリリースや空気圧測定はできない |
「ジョーブロー スポーツ III」は耐久性と機能性を両立したフロアポンプです。
人間工学に基づいた設計のパッド付きハンドルは握りやすく、快適にポンピングが可能。
ベースはスチール製かつ幅広なので、グラグラせずに安定して空気の充填ができます。
本体の付け根部分が回転する360°ピボットホースによってどの角度にも引っ張れるので、取り回しもスムーズです。



エアリリース機能もついていて、機能性の高いポンプです。
ロードバイク用空気入れ:携帯ポンプのおすすめ6選
次は携帯ポンプのおすすめを紹介します。
商品名 | 価格 | 対応口金 | 最大空気圧 | 1ストロークの空気量 | 機能性 | サイズ | 重量 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
![]() ![]() HAND PUMP LITE DRIVE LEZYNE | ¥6,930 | 仏式、米式 | 160PSI/11bar | – | ABSフレックスホース マトリクスコンポジット樹脂製マウント付属 | 全長:180mm | 80g |
![]() ![]() POCKET DRIVE PRO LEZYNE | ¥7,480 | 仏式、米式 | 160PSI/11bar | – | 141mmと小型 ABSフレックスホース バレル部にギザギザ加工 ブラケットマウント付属 | h141mm | 85g |
![]() ![]() BMP-24AEZ PANARACER | ¥4,400 | 仏式、米式 | 900kPa | – | ゲージ付き ワンタッチ口金 | 収納時の長さ260mm | 200g |
![]() ![]() レースロケット HP TOPEAK | ¥5,940 | 仏式、米式 | 最大160PSI | 26cc | ブラケットマウント付属 伸縮式ホース | L180xW26xH21mm | 89g |
![]() ![]() E-BOOSTER DIGITAL TOPEAK | ¥16,500 | 仏式、米式 | 120PSI | – | 電動式 オートストップ機能 デジタルゲージ オートオン・オフ機能 USB TypeC充電 | L59xW35xH86mm | 162g |
![]() ![]() ELXEED BL01 日邦電機 | ¥11,900 | 仏式、米式 | 0.2~120PSI(約8.3bar) | – | 電動式 オートストップ機能 樹脂バルブに対応する延長ホース付き デジタルゲージ LEDライト付き USB TypeC充電 | 45x32x71.5mm | 108g |


HAND PUMP LITE DRIVE | LEZYNE


価格 | ¥6,930 | 対応口金 | 仏式、米式 |
最大空気圧 | 160PSI/11bar | 重量 | 80g |
メリット | ABSフレックスホースで少ない力で多くの空気を充填 80gと軽量 最大空気圧が高い | デメリット |
「HAND PUMP LITE DRIVE」は、軽量性と携帯性に優れたLEZYNEのミニポンプです。
CNC加工によるアルミボディは耐久性に優れつつ、わずか80g台の軽さを実現。
全長が180mm短く、ツールケースやジャージのポケットにも収まるサイズのため、ライド中の携行がストレスになりません。
最大空気圧は160PSIで、ロードバイクの高圧タイヤにも十分対応可能。



軽量ながら実用性を兼ね備えた、トラブル時に安心できる1本です。
POCKET DRIVE PRO | LEZYNE


価格 | ¥7,480 | 対応口金 | 仏式、米式 |
最大空気圧 | 160PSI/11bar | 重量 | 85g |
メリット | ABSフレックスホースで少ない力で多くの空気を充填 最大空気圧が高い | デメリット | 全長が短く一回で入れられる空気量が少なめ |
「POCKET DRIVE PRO」は、コンパクトさと高い空気圧対応力を両立させたLEZYNEの上位モデルです。
重量が100g以下ながら空気圧は最大160PSIまで対応し、ロードバイクの細いタイヤでもしっかりと空気を入れられます。
本体はCNC加工のアルミ製で、頑丈かつ高級感のある仕上がり。
全長が140mmと短いので、携帯時にはわずかなスペースしか取らず、ジャージポケットや小型サドルバッグにすっきり収まります。



ポンピングするときに滑りやすいバレるの部分はギザギザ加工がされているので、しっかりと握って安定したポンピングができます。
BMP-24AEZ | PANARACER


価格 | ¥4,400 | 対応口金 | 仏式、米式 |
最大空気圧 | 900kPa | 重量 | 200g |
メリット | ゲージ付きなので出先でもタイヤの空気圧が測れる ワンタッチ式口金で取り付け簡単 | デメリット | 重量は重ため 全長が長い |
パナレーサーの「BMP-24AEZ」はゲージ付きの携帯ポンプです。
新しく採用したシリンダーは最大空気圧900kPaで、ロードバイクの細身タイヤにも十分な空気を充填できます。
携帯ポンプながらゲージも付いているので、出先でパンクしたときの緊急対応でも、しっかり空気圧を測りながら空気を入れられます。



口金はワンタッチ式で付け外しが楽なのが嬉しいです。
レースロケット HP | TOPEAK


価格 | ¥5,940 | 対応口金 | 仏式、米式 |
最大空気圧 | 最大160PSI | 重量 | 89g |
メリット | 伸縮式ホース 細めのバレル径で高圧にも対応 89gと軽量 | デメリット |
「レースロケット HP」は、全長180mmのコンパクトなポンプです。
重量も約82gと軽量で、ツール缶やジャージのポケットに収めやすいサイズをしています。
コンパクトながらアルミ製のボディで耐久性が高く、長期使用にも安心。
細めのバレル径で最大160psiまで対応し、細いロードタイヤでもしっかりと空気を充填できます。



付属のブラケットでフレームへの取り付けもできます。バッグやツールケースの中を圧迫しなくて済みますね。
E-BOOSTER DIGITAL | TOPEAK


価格 | ¥16,500 | 対応口金 | 仏式、米式 |
最大空気圧 | 120PSI | 重量 | 162g |
メリット | 電動ポンプで充填が楽 デジタルゲージ搭載 オートストップ機能付き | デメリット | ツールケースには入れづらい |
「E-BOOSTER DIGITAL」は、TOPEAKが展開する電動アシスト機能付きのハンディポンプです。
最大120PSIまで対応し、ボタン操作だけで効率的に空気を充填できるため、体力を消耗せずに素早くセットアップが可能。
80PSIまでたったの50秒で充填ができます。
デジタルゲージも搭載していて、1PSI単位で正確な空気圧を確認できるうえ、設定した空気圧まで空気を入れたら自動で止まる「オートストップ機能」が搭載されています。



労力がかからない点はインフレーターと同じですが、この電動ポンプはType-CのUSB充電で繰り返し使えるためランニングコストも抑えられます。
サイズはコンパクトながら高機能で、ロングライドや遠征時のトラブル対応にも心強い一本といえます。
ELXEED BL01 | 日邦電機


価格 | ¥11,900 | 対応口金 | 仏式、米式 |
最大空気圧 | 0.2~120PSI(約8.3bar) | 重量 | 108g |
メリット | 電動ながら小さく軽量 気圧センサー内蔵で設定気圧で自動停止 LEDライト付き | デメリット | ツールケースには入れづらい |
「ELXEED BL01」は、小型精密モータメーカーのパイオニア、日邦電機が手がける電動携帯ポンプです。
コンパクトながらも最大120psiまで対応可能な実力派。
液晶ディスプレイで空気圧を確認でき、設定値に達すると自動で停止する機能も備わっています。
1回の充電でロードバイクのタイヤ約3本の充填が可能です。



USB(Type-C)充電式のため、出先でも充電ができますし、夜間にバルブを照らせるLEDライトも搭載していて、痒い所に手が届くポンプです。
ロードバイク用空気入れ:インフレーターのおすすめ3選
最後にインフレーターのおすすめを3つほどご紹介します。
商品名 | 価格 | 対応口金 | 対応ボンベ | サイズ | 重量 |
---|---|---|---|---|---|
![]() ![]() CONTROL DRIVE CO2 16G LEZYNE | ¥4,950 | 仏式、米式 | 16g/20g/25g | – | 46g |
![]() ![]() CO2ボンベセット 16gX2 TNI | ¥1,298 | 仏式、米式 | 16g | – | – |
![]() ![]() ナノ エアーブースター CO2 カートリッジ シェル付 16g TOPEAK | ¥2,750 | 仏式、米式 | 16g/25g | L28xW15xH15mm(ナノ エアーブースターのみ) | 8.2g(ナノ エアーブースターのみ) |
CONTROL DRIVE CO2 16G | LEZYNE


価格 | ¥4,950 | 対応口金 | 仏式、米式 |
対応ボンベ | 16g/20g/25g | 重量 | 46g |
「CONTROL DRIVE CO2 16G」は、回転式バルブを採用したインフレーターです。
CO2の流量をダイヤルでコントロールができ、ねじるだけで必要な分の空気を正確に充填が可能。
操作性に優れた扱いやすいインフレーターです。



16g/20g/25gのボンベが使えるので、タイヤの太さが変わっても対応可能。一個あれば長く活躍してくれるインフレーターです。
CO2ボンベセット 16gX2 | TNI


価格 | ¥1,298 | 対応口金 | 仏式、米式 |
対応ボンベ | 16g | 重量 | – |
TNIの「CO2ボンベセット 16g×2」は、シンプルで扱いやすい補給用インフレーター。
16gのカートリッジが2本付属していて、ロードバイクの細身タイヤでも緊急対応には十分な空気圧に素早く充填できます。
バルブヘッドには圧力調整機能が付いているので、最初にちょっとだけ空気を入れて、チューブが嚙んでいないかを確認してからMAXで充填する、といった入れ方が可能です。
軽量で荷物の負担にならず、価格も手頃なため、初めてCO2インフレーターを導入する方の補充用としても適しています。



エアー放出時にはボンベがめちゃくちゃ冷たくなりますが、手が凍傷にならないよう、カバーが付いている優しい仕様です。
ナノ エアーブースター CO2 カートリッジ シェル付 16g | TOPEAK


価格 | ¥2,750 | 対応口金 | 仏式、米式 |
対応ボンベ | 16g/25g | 重量 | 8.2g(ナノ エアーブースターのみ) |
TOPEAKの「ナノ エアーブースター」は、時計回りにねじ込んで穴を開けてから、反時計回りに半回転させればガスが出る構造。
トピーク製のネジ付きCO2カートリッジであれば16gと25gに対応しているので、タイヤの太さを変えたときでも対応が可能です。



コンパクトなのでツールケースやサドルバッグにも収まりますね。
ロードバイク用の空気入れは必要?


ロードバイクに空気入れは必須です。
ママチャリしか乗って来なかった人からすると、空気なんて減ったらチャリ屋に持って行って入れてもらえばいいやと思っているかもしれません。



ところがどっこい。ロードバイクのタイヤは空気圧がとても高いんです。
ロードバイクのタイヤはママチャリのタイヤと違っい、2、3日もすると手で押して分かるくらいに空気が抜けます。
毎回乗る度にチャリ屋に行って空気入れを借りるわけにもいかないので、自宅に一個は空気入れが必要です。
ちなみに、ママチャリ用の空気入れとロードバイク用の空気入れでは、タイヤに装着するパーツ(口金)の形が違います。
ママチャリに使っていた空気入れは、ほとんどの場合でロードバイクには使えません。


自分に合うロードバイク用空気入れの選び方
ロードバイク用の空気入れを選ぶときに重要なポイントは以下の通りです。
- ポンプのタイプ
- ポンプヘッドのタイプ
- 空気圧系(ゲージ)の有無
- ベースの形
- 重量
- 機能性
ポンプのタイプ
ロードバイク用空気入れには種類があります。
以下はそれぞれの特長です。
ポンプの種類 | メリット | デメリット |
---|---|---|
フロアポンプ | 自宅での使用に最適 ポンプが大きいため少ない労力で空気が入れられる フットペダルが付いているので、安定して空気が入れられる | 大きいので持ち運びには向かない |
携帯ポンプ | 小さいので持ち運びしやすい 外出先でのパンクなど、応急処置用として使う コンパクトなのでサドルバッグやツール缶への収納、フレームへの装着が可能 | ポンプ効率が悪く、時間と労力がかかる |
電動ポンプ | 簡単なボタン操作で空気が入れられる バルブに差し込むだけなので空気入れが楽 空気圧の設定もできる | 値段が高い |
インフレーター | バルブに差し込むだけでタイヤに空気を充填できる 外出先でのパンクなど、緊急時の応急処置用ツール 空気の充填に労力がほとんどいらない | タイヤ一個分の空気が入っている使い切りタイプ |
普段の空気充填用として、フロアポンプは1個は持っておいた方が良いです。
携帯ポンプで代替しようとすると、充填の大変さに嫌になってしまうでしょう。
外出時の応急対応には携帯ポンプかインフレーターのどちらか、またはどちらも持っておくと安心です。



インフレーターはすごく便利ですが、パンク対応の場合、パンク箇所の特定をしっかりする必要があります。パンク修理がしっかりできずにインフレーターを使うと、入れたそばから空気が抜けてしまい、空気が足りなくなります。万が一のことを考えると、携帯ポンプと両方持ち歩くのがベストです。
ポンプヘッドのタイプ


空気入れのポンプヘッドには種類があります。
タイヤのバルブに合わせた形状を選ばないと、空気の充填ができません。
ロードバイクやクロスバイクには仏式と呼ばれるバルブが付いているので、仏式対応の空気入れを選びましょう。


仏式のポンプでも、ポンプヘッドによって取り付け方に違いがあります。
仏式であればどの方式でも空気は入れられますが、取り付けの楽さが変わります。
取り付け方式 | 特長 |
---|---|
ワンタッチ式 | 差し込むだけで取り付けられる |
差し込み式 | 最もポピュラー。バルブに差し込んで、ヘッド反対側のロックを起こして固定する |
ねじ込み式 | バルブに差し込んだらねじのように回して固定する |



最近はワンタッチ式が増えている印象です。取り付け・取り外しがワンタッチで楽なので、毎回発生する空気充填の手間が軽減できます。ライド前に毎回充填すると、少しの手間でも解消したいものですからね。
空気圧計(ゲージ)の有無


ロードバイクに使う空気入れ、特にフロアポンプに空気圧計は必須です。
適切な空気圧で乗らないと、快適性が落ちたり、パンクしやすかったりします。
空気圧 | メリット | デメリット |
---|---|---|
高い | パンクリスクが減る | 道路の凹凸をモロに感じるため快適性が悪くなる |
低い | 快適性が向上する | パンクのリスクが増加する タイヤと路面が接触する面積が増えて抵抗が増え、走行性能が低下する |
空気圧計には主に以下の単位が用いられています。
- Bar(バール)1barは大気圧に相当
- PSIはポンド毎平方インチ(Pound per Square Inch)の略
- kPa(キロパスカル)100kPaは1barに相当
ロードバイクの空気圧は、チューブ入りタイヤなら6~8Bar、80~120PSI、600~800kPaが一般的です。
チューブレスタイヤだとパンクリスクが少ないので、空気圧はもっと低くしても乗れます。



空気圧計は見やすさも重要です。大きい空気圧計や、デジタル式など、見やすさに配慮されたモデルもあります。空気圧計が搭載されている位置も見落としがちなポイントです。低い位置にあると見えづらいです。
適切な空気圧で乗るためにも、フロアポンプには空気圧計が搭載されているものを選びましょう。
ベースの形


フロアポンプには、空気の充填時に足で踏んでポンプを安定させるためのベースがついています。
ベースの大きさや踏みやすさは安定感に直結します。



ベースが大きいとグラグラしにくくて入れやすいですし、力も入れやすくなります。
ベースを見るときのポイントは以下の通りです。
- 平らで広め:踏みやすい
- 両足で踏める:片足タイプもあるが、両足の方が力を入れやすい
- 金属製:頑丈で重くて安定する



樹脂製ベースは軽くて持ちやすいですが、そんなに持ち歩くものでもないので、多少重くても頑丈な方がいいです。折り畳み式のベースは収納には便利ですけど、安定性が落ちます。イベントやレースに頻繁に行く人は軽さや携行性を重視してもいいでしょう。
自分にとって何が重要かで選ぶのがいいですね。
重量
重さは携帯ポンプを選ぶときに重要です。
ロードバイクに取り付けたり、ツールケース、サドルバッグに入れて持ち運ぶため、できるだけ軽い方が負担を減らせます。



軽いと60gほど、空気圧計付きなどの重いモデルは150g以上が多いです。
機能性
最近の空気入れには、快適に空気を充填するための便利機能がついています。
頻繁に使うからこそ、少しでも手間を減らすための機能が付いていると、ストレスなくライドの準備ができます。
エアリリースボタン | 入れすぎた空気を抜く |
---|---|
インフレート機能 | チャンバーに空気を溜めてから一気に放出してビード上げができる |
デジタルゲージ | 空気圧がひと目で分かり、夜間でも見やすい |
ホースの長さ | 100センチくらいあると、前後のタイヤで空気入れを動かす必要がない |
基本的には高機能になればなるほど価格も上がります。
お財布の具合と相談しながら、どの機能が欲しいかを考えましょう。
ロードバイクの空気の入れ方
ロードバイクのタイヤに空気を入れる方法を簡単に解説します。


ポンプヘッドによって若干変わりますが、バルブ側の作業は同じなので、参考にしてみてくださいね。
ロードバイク用空気入れに関する注意点
ロードバイクの空気入れに関する注意点を解説します。
注意するべきポイントは以下の2点。
- バルブ尖端のネジは折れやすい
- 空気の入れすぎはバーストのもと
仏式バルブの尖端のネジは細くて折れやすいです。
ポンプヘッドを差し込むときは垂直に、力を入れすぎないように気をつけましょう。
また、空気の入れすぎはタイヤのバーストリスクが高まります。
タイヤに記載されている適正空気圧を守りましょう。
ロードバイク用空気入れで最適な空気圧を維持して、快適なサイクリングを楽しもう


この記事ではロードバイク用空気入れのおすすめをご紹介しました。
ロードバイクに乗るなら空気入れは必須です。
家用にフロアポンプ、外出時用に携帯ポンプかインフレーターを用意しましょう。
ロードバイクの空気入れを選ぶときのポイントは以下の通りです。
- ポンプのタイプ
- ポンプヘッドのタイプ
- 空気圧計(ゲージ)の有無
- ベースの形
- 重量
- 機能性
空気入れはロードバイクを安全に楽しむために必須のアイテムです。
空気入れで適切な空気圧を保って、安全快適にサイクルライフを満喫してくださいね。
ロードバイク用空気入れに関するよくある質問
- 仏式のポンプはクロスバイクにも使える?
-
仏式バルブのタイヤであれば、クロスバイクにも使えます。
- バルブキャップって必要?
-
必要です。
バルブキャップはホコリ・砂・泥・雨水などがバルブ内部に入り込むのを防いでくれ、空気漏れや錆び、バルブの劣化を防止するなど、重要な役割を果たします。
- 適正空気圧はどうやって確認したらいい?
-
タイヤの側面に記載されています。
- 空気入れの頻度は?
-
ロードバイクに乗る前は必ず空気圧を確認しましょう。
一度入れても数日経てばかなり空気は抜けています。
- 100均の空気入れはロードバイクに使える?
-
百均の空気入れに仏式バルブに対応した空気入れはほとんどありません。
- 楽に空気が入れられるポンプはどれ?
-
タイヤの種類や大きさによって、最適なポンプは変わります。
太めのタイヤなら、一度に注入できる空気量が多いモデルを。
細めのタイヤなら、圧力が強くかけられる細いシリンダーのモデルを選ぶと良いでしょう。
一度に注入できる空気の量は、「ポンプ本体(シリンダー)の径×長さ」で計算できます。
圧力は、シリンダー径が細い方が強くなります。