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【2025年版】ブライトンサイコンのスペックを徹底比較!使い方別おすすめモデルも紹介

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  • ブライトンのサイコンの選び方が分からない…
  • モデル毎の違いが知りたい!

ブライトンのサイコンは、プロも使用するほどクオリティの高いサイコンとして人気です。

でも、同じようなモデルが多くて、モデル毎の違いが分かりづらいですし、自分でスペックを比較するのも大変ですよね。

そこでこの記事では、ブライトンのサイコンについて調べまくったロードバイク乗りが、ブライトンサイコンの違いや使い方ごとのおすすめをご紹介します。

シュン

この記事を読めば、あなたにぴったりのブライトンのサイコンが見つかりますよ。

この記事の結論
  • 最低限の機能で安さ・軽さを求めるなら550・650
  • ポタリングやロングライド、トレーニングまで対応できるバランス型はS510
  • 大きな画面とバッテリー持ちを求めるならS810
タップできる目次

ブライトンのサイコンは高性能ながらリーズナブルな点が魅力

ブライトンは様々なジャンルでGPSを搭載した製品を製造しているメーカーです。

サイクリング用製品を主力としていて、機能性に対して価格が安く、高いコスパで人気があります。

ブライトンのスタンダードクラス以上のサイコンが共通してもつ、主な機能は以下の通りです。

ルートナビゲーション進行方向を指示
フルGNSS複数の衛星からデータを受信。電波障害による位置情報エラーが少なくなる
OSMとサイクリングPOI標準搭載されたOpenStreetMapsと、ズームレベル16の拡張ズーム、主要地点のPOI表示
デバイス上での再ルーティングスマホを介さずサイコン上でルート作成
クライムチャレンジ登山セグメント情報、距離、高度などの情報を表示
高度なワークアウトトレーニングプランの作成・インポート
リアビューレーダー対応後方からの車両の接近を検知
ライブトラック走行状況と位置を友人や家族とリアルタイムで共有
グループライド&チャット友人をグループライドに招待、現在位置表示、音声認識で走行中にメッセージ入力
電子変速システムの互換性Di2 / eTap / EPS / K-FORCE WE
Eバイクサポートシマノ ステップ/アント+レバー
スマート通知電話、メール、SMSの着信を通知
サードパーティアクティビティStrava、TrainingPeaks、Komoot、Relive、Ride with GPS

フルGNSSによる高精度の位置計測で、ナビ機能は優秀。

地図上には休憩などの主要地点をPOIで設定できるので、休憩忘れを防げます。

シュン

デバイス上でのリルートもできますし、クライムチャレンジなどのサイクリングを楽しむための機能も備えています。

モデルによってはバーチャルライドや屋内スマートトレーナーにも対応しているので、トレーニングで使うことも十分可能です。

パワーメーターやケイデンスセンサー、心拍モニターといったセンサーとも繋げられるので、データを取って自分の総力を知りたい場合にも活用できます。

パワーメーターについては以下の記事でまとめていますので、ぜひご覧ください。

ブライトンサイコンの比較

スタンダードクラス以上のブライトンサイコンの比較表です。

スクロールできます
商品名価格サイズ重量連続動作時間防水性能画面サイズディスプレイタイプGPSタッチスクリーン地図機能ナビ機能音声検索(Google検索)高度なルーティング(スタートに戻る・遡る・逆ルート)ルート検索・探検する(現在置から出発して元の地点に戻るルートを3つ提供)クライムチャレンジ屋内スマートトレーナー(ANT+FE-Cスマートトレーナー)バーチャルライド(インポートしたトレーニングプランに従って抵抗を制御)最大データグリッドANT+センサーStravaライブセグメント
Rider550本体価格:15,730円
ケイデンス・心拍センサー付:24,530円
84.5×56.8×1686g37時間最大1メートルまでの水への偶発的な接触が最大30分間まで可能2.8インチカラーTFT液晶GPS、グロナス、ガリレオ、北斗、QZSS〇1.010HR、SPD、CAD、PW、レーダー、ライト
Rider650本体価格:24,750円
スピード・ケイデンス・心拍センサー付:34,650円
84.5×56.8×1692g33時間最大1メートルまでの水への偶発的な接触が最大30分間まで可能2.8インチカラーTFT静電容量式タッチスクリーンGPS、グロナス、ガリレオ、北斗、QZSS〇1.010HR、SPD、CAD、PW、レーダー、ライト
RiderS500
(生産終了)
本体価格:29,700円
スピード・ケイデンス・心拍センサー付:39,600円
83.9x51x17.487g24時間最大1メートルまでの水への偶発的な接触が最大30分間まで可能2.4インチカラーTFT液晶GPS、グロナス、ガリレオ、北斗、QZSS〇1.010HR、SPD、CAD、PW、レーダー
RiderS800
(生産終了)
本体価格:46,200円
スピード・ケイデンス・心拍センサー付:56,100円
105×58.5×14.2106g36時間最大1メートルまでの水への偶発的な接触が最大30分間まで可能3.4インチカラーTFT MIPGPS、グロナス、ガリレオ、北斗、QZSS〇1.012HR、SPD、CAD、PW、レーダー
RiderS510本体価格:35,750円
スピード・ケイデンス・心拍センサー付:45,650円
87.2×56.8×14.996g30時間最大1メートルまでの水への偶発的な接触が最大30分間まで可能2.8インチカラーTFT液晶GPS、グロナス、ガリレオ、北斗、QZSS〇2.010HR、SPD、CAD、PW、レーダー〇(ファームウェアR027からStravaライブセグメント対応)
RiderS810本体価格:46,200円
スピード・ケイデンス・心拍センサー付:56,100円
102.5×57.6×15.8116g50時間最大1メートルまでの水への偶発的な接触が最大30分間まで可能3.5インチカラーTFT液晶GPS、グロナス、ガリレオ、北斗、QZSS〇(
アプリ接続によるナビ)
〇2.012HR、SPD、CAD、PW、レーダー、ライト

Rider550:650の比較

まずはRider550と650から比較していきます。

欲しい機能はきちんと備えたうえで、リーズナブルな価格設定なので、初心者の最初のサイコンとしてもおすすめのモデルです。

スペックを比較した表は以下の通りです。

スペック
Rider550

Rider650
価格本体価格:15,730円
ケイデンス・心拍センサー付:24,530円
本体価格:24,750円
スピード・ケイデンス・心拍センサー付:34,650円
サイズ84.5×56.8×1684.5×56.8×16
重量86g92g
連続動作時間37時間33時間
画面サイズ2.8インチ2.8インチ
タッチスクリーン
ナビ機能〇地図なし〇地図あり

主な違いとして、Rider550はナビはありますが地図表示は無し、タッチスクリーン非対応といった点が挙げられます。

Rider650はタッチスクリーン対応、地図も表示ありです。

シュン

地図が無い分だけ550の方がバッテリーの持ちが良い点も注目ですね。

セット販売の場合、Rider550にはスピードセンサーが付属しないので注意が必要です。

RiderS500:S510の比較

続いてRiderS500とS510の比較です。

スペック
RiderS500

RiderS510
価格本体価格:29,700円
スピード・ケイデンス・心拍センサー付:39,600円
本体価格:35,750円
スピード・ケイデンス・心拍センサー付:45,650円
サイズ83.9x51x17.487.2×56.8×14.9
重量87g96g
連続動作時間24時間30時間
画面サイズ2.4インチ2.8インチ
タッチスクリーン
ナビ機能〇地図あり〇地図あり
クライムチャレンジ〇1.0〇2.0
Stravaライブセグメント〇ファームウェアR027から対応

S500からS510にバージョンアップして、価格差は約6千円。

サイズは縦も横も厚みも少しずつ大きくなっていて、重量も9gの増です。

その他の主な違いはバッテリー持ちと画面サイズです。

S500では最大24時間だった連続動作時間も、S510で30時間とグレードアップ。より長時間のライドに対応できるようになっています。

画面サイズも2.4インチから2.8インチと、わずかにサイズアップしています。

シュン

0.4インチの違いは数字の上では小さく見えますが、ざっくり約30%の差があるので、実機でみるとけっこうな差を感じますよ。

S510からはStravaライブセグメントにも対応可能になり、Stravaユーザーにとっては嬉しい仕様に。

Stravaライブセグメント:ライド中に特定の区間で他者のタイムと競える機能

Stravaライブセグメントは緊張するのでいらないという人もいますが、今はいらなくてもやってるうちに欲しくなる可能性もあります。

あっても使わなければいいだけなので、全体的なスペックを見て欲しいモデルを決めましょう。

RiderS800:S810の比較

次にRiderS800とS810の比較をしていきましょう。

それぞれの違いは以下の通りです。

スペック
RiderS800

RiderS810
価格本体価格:46,200円
スピード・ケイデンス・心拍センサー付:56,100円
本体価格:46,200円
スピード・ケイデンス・心拍センサー付:56,100円
サイズ105×58.5×14.2102.5×57.6×15.8
重量106g116g
連続動作時間36時間50時間
画面サイズ3.4インチ3.5インチ
タッチスクリーン
ナビ機能〇地図あり〇地図あり
クライムチャレンジ〇1.0〇2.0
Stravaライブセグメント

S810はバージョンアップモデルですが、なんと価格差はありません。

重量は10gほど増えていますが、それを補って余りあるほどバッテリー持ちが良くなっています。

14時間も差があれば、ロングライド2、3回分は充電が不要。充電の手間を減らせます。

その他の違いとして、S810はStravaライブセグメントが対応になっています。

ただ、Stravaライブセグメントは有料会員向けの機能なので、使わない人にとっては関係ないですね。

また、ブライトンの売りの一つでもあるクライムチャレンジも、1.0から2.0にアップデートしています。

クライムチャレンジ:ルート上にある登坂データ(登坂開始までの距離、勾配、獲得標高、残り距離)などを表示する機能

クライムチャレンジ1.0ではルート作成をしないと使えなかったこの機能が、クライムチャレンジ2.0ではルート作成しなくても起動できるようになっています。

定番ルートでナビを使わないときや、何も決めずに気軽に走るライドでも、クライムチャレンジの活用が可能です。

シュン

価格はおんなじなので、ぶっちゃけS800を使う理由はほとんどありません。10gの重量が気になるなら、自分の体重を10g落とした方がいいですね。

RiderS510:S810の比較

最後にRiderS510とS810の比較です。

スペック
RiderS510

RiderS810
価格本体価格:35,750円
スピード・ケイデンス・心拍センサー付:45,650円
本体価格:46,200円
スピード・ケイデンス・心拍センサー付:56,100円
サイズ87.2×56.8×14.9102.5×57.6×15.8
重量96g116g
連続動作時間30時間50時間
画面サイズ2.8インチ3.5インチ
タッチスクリーン
ナビ機能〇地図あり〇地図あり
クライムチャレンジ〇2.0〇2.0
Stravaライブセグメント 〇ファームウェアR027から対応 〇
最大データグリッド1012

価格では約1万円の差。

サイズはS810の方が縦に1.5センチほど長いです。

画面サイズも0.7インチも大きいので、見やすさにかなり差があります。

連続動作時間はS810の方が20時間も長い50時間。ブルベにも対応可能です。

重量はS510の方が20gほど軽いので、軽量性の面ではS510に軍配が上がります。

シュン

軽さを求めるならS510、画面のサイズやバッテリー持ちを求めるならS810といった選び方がいいですね。

ブライトンサイコンの使い方別おすすめモデル

ブライトンのサイコンはモデルによってスペックに差があったり、使える機能に違いがあったりします。

ここからは使い方別のおすすめモデルを紹介します。

最低限の機能でOK!リーズナブルな軽量モデルならRider550・650

Rider550と650は、機能性の面ではSシリーズに劣ります。

ただ、ナビやクライムチャレンジ、ワークアウトといった必要最低限の機能は揃っています。

そのうえで、重量はRider550が86g、Rider650が92gとSシリーズより軽量です。

できるだけバイクを軽くしたい人や、Stravaライブセグメントがいらない人、安いサイコンを探している人は、Rider550か650がおすすめです。

ボタン操作重視であれば550、タッチスクリーンで直観的に操作したいなら650を使いましょう。

シュン

特にRider650はスピード・ケイデンス・心拍センサー付属で34,650円というコスパの良さ。RiderS510の本体価格より安いですし、初めてサイコンを買うならRider650はかなり良い選択肢です。

トレーニングもライドも楽しみたいバランスタイプの人はRiderS510

RiderS510はバランス型。ポタリング、ロングライド、ガチンコトレーニングにも対応できるスペックを持っています。

Rider550と650はできなかったStravaライブセグメントが使えますし、走行中に音声で気になるポイントを検索する機能もあり、トレーニングもライドも存分に満喫可能です。

厚みもRider550・650より1.1ミリ薄く、空気抵抗に対しても配慮されているため、多少の重量増は気にならないでしょう。

シュン

550はボタンだけだし、650はStravaライブセグメントが使えない、かといってS810ほどのサイズはいらないという人にはぴったりです。

ブルベもやりたいナビ重視派はRiderS810

RiderS810は圧倒的な画面サイズとバッテリー持ちが魅力です。

3.5インチの大画面はナビも走行時データも見やすく、走行中に目をすがめてサイコンをのぞき込む必要はありません。

バッテリーも最大50時間持続するため、100kmくらいのライドなら5回前後は行けますし、200kmくらいのブルベならこれ一個で十分に対応可能。

モバイルバッテリーを持っていかなくてもいいので、荷物を減らせるのは嬉しいポイントです。

シュン

画面が大きいので、ナビ起動中でも走行データをたくさん表示できます。今の速度や平均速度、制限時間内に走り切れるかといった情報を確認しながら走れるので、かなりブルベ向きのモデルです。

ブライトンのサイコンと他社サイコンの比較

リーズナブルな価格が魅力のブライトンですが、他社のサイコンと比べてスペックがどうなのかを比較してみます。

比較するメーカーは以下の通りです。

  • GARMIN
  • Wahoo
  • iGPSPORT

地図は不要!ナビ機能搭載モデルの比較

まずは簡易なナビだけあればOKな人向けの比較です。

なお、Wahooにはナビ機能のみのモデルがありませんでした。

スクロールできます
商品名価格サイズ重量連続動作時間画面サイズディスプレイタッチスクリーン地図機能ナビ機能防水性能GPSクライム機能最大表示項目数スマート通知センサー連携特徴
Edge 130 Plus
GARMIN
¥33,80041x63x1633g13時間1.8インチモノクロIPX7GPS
GLONASS
GALILEO
みちびき
ANT+、Bluetooth
心拍数
スピード
ケイデンス
パワーメーター
軽量
Climb Pro
スタート地点へのナビゲーション
カスタムアラート
Rider550
BRYTON
¥15,73084.5×56.8×1686g37時間2.8インチカラー最大1mの水に
偶発的な接触が30分まで可能
GPS
GLONASS
GALILEO
BeiDou
QZSS
10ANT+
心拍数
スピード
ケイデンス
パワーメーター
レーダー
ライト
Bluetooth
心拍数
連続動作時間が長い
画面が大きい
自動輝度調整
クライムチャレンジ1.0
リアビューレーダー対応
BSC200S
iGPSPORT
¥11,88082x53x14.166g25時間2.4インチカラーIPX7GPS
GLONASS
GALILEO
BeiDou
QZSS
8BLE/ANT+
心拍数
スピード
ケイデンス
ANT+
パワーメーター
リーズナブル
エフェメリス(AGPS)
レーダーテールライト・スマートライト対応

価格の面では安さが売りでもあるBRYTONやiGPSPORTのモデルが一歩リード。

画面もカラースクリーンを採用していて、視認性が高いです。

一方、GARMINのEdge 130 Plusは非常に軽く、サイズもコンパクト。

食事や水分補給のタイミングを知らせるカスタムアラートやナビシステムなど、細かい仕様が優秀です。

シュン

機能を絞って洗練させたEdge130Plusと、スペックや機能性を重視したRider550、BSC200Sって感じですね。

ミドルグレードの比較

続いて各社がミドルグレードに位置付けしているモデルの比較です。

スクロールできます
商品名価格サイズ重量連続動作時間画面サイズタッチスクリーン地図機能ナビ機能防水性能GPSメモリ容量クライム機能最大表示項目数スマート通知センサー連携電動コンポ連携特徴
EDGE 550
GARMIN
¥71,80054.6×92.2×16.8110g12時間
(バッテリー節約モード:約36時間)
2.7インチIPX7GNSSマルチバンド
GLONASS
GALILEO
みちびき
64GBアクティビティによるANT+、Bluetooth
心拍数
スピード
ケイデンス
パワーメーター
5Hz GPS
スマート補給アラート
バイクアラーム
事故検出
サイクリング能力とコースのニーズ
リアルタイムスタミナ
ELEMNT ROAM3
Wahoo
¥83,60096x53x24107.7g25時間2.8インチIPX7デュアルバンド
GPS
GLONASS
GALILEO
BeiDou
QZSS
SBAS
NaviC
64GB11不明カスタムアラート
音楽・デバイスの管理
タッチスクリーン
オンデバイスのスマートナビ
RiderS510
BRYTON
¥35,75087.2×56.8×14.996g30時間2.8インチ最大1mの水に
偶発的な接触が30分まで可能
GPS
GLONASS
GALILEO
BeiDou
QZSS
10ANT+
心拍数
スピード
ケイデンス
パワーメーター
レーダー
Bluetooth
心拍数
音声入力検索
POIシステム
タッチスクリーン
高度なナビ
iGS630S
iGPSPORT
¥34,76092x52x16.5100g45時間2.8インチIPX7FULL GNSS+Dual-band(L1+L5)16GB10BLE/ANT+
心拍数
スピード
ケイデンス
ANT+
パワーメーター
長時間駆動
ルート自動修正

ミドルグレードから、各社かなり個性が出てきます。

EDGE550は自分の脚質を知れるサイクリング能力や、残りスタミナを視覚化するリアルスタミナといった、実践向けの機能の他、5Hz GPSも搭載。

これまでの1Hz GPSでは1秒に1回だった衛星との交信が、1秒に5回になったことで、ナビの動きがよりスムーズになりました。

RiderS510は音声入力によるグーグル検索や、マップ上で給水所やトイレ、食品店をPOIで表示し、簡単な説明が確認できる機能など、ナビゲーション機能に重きを置いた印象です。

ELEMENT ROAM3もナビ機能が優秀です。

正しい道に戻る、最短ルート、ルートの逆戻りといった機能の他、GoogleマップやAppleマップから位置情報を共有して、ルートをすばやく作成する機能など、ナビ機能を頻繁に使う人にとって嬉しい機能が多く搭載されています。

iGS630Sは比較した4モデルの中で最も安価です。

特筆すべき機能は多くないですが、バッテリー持ちが良いのが魅力。最大で45時間も使えるので、ブルベなどでも活躍します。

シュン

各モデルナビ機能にちらほら違いがありますが、RiderS510以外はマルチバンドやデュアルバンドを採用しています。これは複数の周波数帯域を使ってデータを受信する機能で、ビル群の中や山を走っているときに、ナビが乱れにくくなる機能です。位置情報の精度という点では、5Hz GPSも搭載しているEDGE550が一歩リードですね。

ハイエンドモデルの比較

各社の最上位モデルを比較します。

スクロールできます
商品名価格サイズ重量連続動作時間画面サイズタッチスクリーン地図機能ナビ機能防水性能GPSメモリ容量クライム機能最大表示項目数スマート通知センサー連携電動コンポ連携特徴
EDGE 1050
GARMIN
¥126,80060.2×118.5×16.3161g20時間
(バッテリー節約モード:約36時間)
3.5インチIPX7GNSSマルチバンド
GLONASS
GALILEO
BeiDou
みちびき
64GBアクティビティによるANT+、Bluetooth
心拍数
スピード
ケイデンス
パワーメーター
SatIQ
Garmin Pay
5Hz GPS
スマート補給アラート
バイクアラーム
事故検出
サイクリング能力とコースのニーズ
リアルタイムスタミナ
ELEMNT ACE
Wahoo
¥108,900126x71x24210g30時間3.8インチIPX7デュアルバンド
GPS
GLONASS
GALILEO
BeiDou
QZSS
SBAS
NaviC
64GB11不明ウインドセンサー
音声ナビ
カスタムアラート
音楽・デバイスの管理
RiderS810
BRYTON
¥46,200102.5×57.6×15.8116g50時間3.5インチ最大1mの水に
偶発的な接触が30分まで可能
GPS
GLONASS
GALILEO
BeiDou
QZSS
12ANT+
心拍数
スピード
ケイデンス
パワーメーター
レーダー
Bluetooth
心拍数
長時間駆動
音声入力検索
POIシステム
iGS800
iGPSPORT
¥53,90099x60x21120g50時間3.5インチIPX7FULL GNSS+Dual-band(L1+L5)32GB12BLE/ANT+
心拍数
スピード
ケイデンス
ANT+
パワーメーター
長時間駆動
ライディングアシストポイント
補給リマインダー

価格では5万円前後のRiderS810・iGS800に比べ、EDGE1050・ELEMENT ACEは10万円越え。倍の金額です。

スペック面ではバッテリーのもちや軽量性など、安価なモデルが勝っている部分もあります。

ただ、EDGE1050やELEMENT ACEの方が、よりライドに役立つ細かい機能を多く搭載しています。

例えばEDGE1050には、スムーズなナビを実現するための衛星の自動切換え機能「SatlQ」や、Suicaと連携させてサイコンで買い物の決済ができるGarmin Payなども搭載。

トレーニングデータの細かい分析やワークアウトプランの提案など、ガーミンの強みはしっかりあり、ちょっとした手間を省いたり、よりライドに専念させるための機能が満載です。

ELEMNT ACEにはウインドセンサーがあり、風の影響をサイコン上で表示可能。

ロードバイクにとって大きな要素である風を可視化できるので、細かいポジショニング調整もできますし、ライド後にどれだけ風の影響を受けたかの振り返りもできます。

RiderS810とiGS800はクライムチャレンジやライディングポイントといったよくある便利機能はあるものの、真新しさや専門性、オリジナリティでは一歩劣るように見えます。

ただ、基本スペックは高いので、EDGE1050やELEMENT ACEがもつ細かい機能に5万6万といった価格差分の魅力を感じるかどうかが、サイコン選びのポイントとなるでしょう。

シュン

機能がたくさんあっても使い切れない可能性もあります。サイコンにどこまで求めるかなので、自分にとって必要な機能を絞って選びましょう。

各社のサイコンを詳しく知りたい人は、以下の記事もご覧ください。

ブライトンのサイコンを取り付けて、ワンランク上のサイクリングを楽しもう

この記事ではブライトンのサイコン、Riderの「550/650/S500/S800/S510/S810」のスペックを比較しました。

ブライトンのサイコンを選ぶときは、以下のポイントを意識して選ぶと良いでしょう。

ブライトンのサイコンを選ぶポイント
  • 最低限の機能で安さ・軽さを求めるなら550・650
  • ポタリングやロングライド、トレーニングまで対応できるバランス型はS510
  • 大きな画面とバッテリー持ちを求めるならS810

ブライトンのサイコンは高い性能でありながらリーズナブルな価格で、昨今、多くのサイクリストから注目されています。

初めてサイコンを導入する人や、速度計測だけのモデルからナビ機能搭載モデルにレベルアップしたい人に特におすすめです。

あなたも自分の目的に合ったモデルを買って、ロードバイクをもっと楽しみましょう!

他社のサイコンは以下の記事で紹介しています。

ブライトンのサイコンに関するよくある質問

ブライトンのサイコンはどこに取り付けるの?

ゴムバンドでハンドルやステムにマウントを固定して取り付けます。

ブライトンサイコンの取り付けは難しい?

説明書に沿って作業すれば、問題なく取り付けられます。

スマホアプリがあればブライトンのサイコンはいらないのでは?

スマホアプリでは、GPS機能を使うと数時間で電池切れになります。

その点、ブライトンのサイコンでは10時間以上の連続使用が可能です。

防水性能もしっかりしているので、突然の雨でも安心して使えます。

スマホのバッテリー切れが気になるなら、長距離ライドやトレーニングに使う場合はサイコンが必須です。

反対に、日常の短距離ライド、街乗り、通勤通学くらいであれば、スマホアプリで十分と言えます。

ブライトンのサイコンのバッテリー寿命は?

リチウムイオン電池の寿命は充電回数で500回と言われます。

ロードバイクに乗る時間が週に一回8時間の場合、月で32時間です。

満充電で30時間使えるモデルであれば、月に1回ちょっとの充電になります。

年間で13~15回程度の充電回数です。半端な充電状況が不安で追加で充電したとしても、年間25回くらいの充電でしょう。

サイコンのバッテリーは理論上、20年もつ計算になります。

ですが、実際は高温・低温下での使用や満充電・深充電、経年劣化などにより、5~10年が寿命となります。

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