- ロードバイク用ライトの選び方が分からない…
- 自分に合うライトのおすすめが知りたい
ロードバイク用ライトを買おうにも、種類が多すぎてどれがいいのか分からないですよね。
この記事では、初心者が自分に合うライトを選べるように、ライドスタイルごとにおすすめのライトをご紹介します。

この記事を読めば、自分にぴったりのライトが見つかりますよ。
使い方に合わせたライトを見つけて、安全にサイクリングを楽しみましょう。
ロードバイク用ライトのおすすめ15選
ロードバイク用ライトのおすすめは以下の通りです。
商品名 | 価格 | 最大出力 | 持続時間例 | 点灯パターン | バッテリー | 充電時間 | バッテリー着脱 | バッテリーインジケータ | 取り付け方式 | 下付け | 防水性 | サイズ | 重量 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
CAT-EYE | AMPP200 | ¥3,850 | 200lm | 約1.5時間(ハイ:約200lm) 約13時間(ロー:約40lm) 約30時間(点滅:約200lm) | 3 | MICRO B USB充電 | 約2.5時間 | – | 〇 | ラバーバンド 約φ22-35 | – | IPX4 | 34.5×86×33 | 62g |
LEZYNE | MINI DRIVE 400 | ¥4,950 | 400lm | 約1時間(ブラスト:400lm) 約2.5時間(エンデューロ:150lm) 約20時間(フェムト:15lm) | 8 | USB直結充電 | 3~4時間 | – | 〇 | バンド | – | IPX7 | 37×37×68 | 82g |
Gaciron | KIWI-800 | ¥5,800 | 800lm | 約2時間 (高輝度:800lm) 約3.5時間 (中輝度:400lm) 約24時間 (昼間モード:400lm) | 5 | USB C充電 | 1.5時間 | – | – | マウント | 〇 | IPX6 | 98.7×35×24.2 | 124g |
LEZYNE | MEGA DRIVE 2400+ | ¥28,930 | 2400lm | 約2時間(オーバードライブ:2400lm) 約6時間(エンデューロ:700lm) 約450時間(フェムト:20lm) | 8 | USB C充電 | – | – | – | バンド | – | IPX7 | 104×55×37.2 | 329g |
knog | BLINDER 1300 | ¥15,180 | 1300lm | 1.5時間(ハイ:1300lm) 約3時間(ミディアム:650lm) 約120時間(エコフラッシュ:150lm) | 6 | USB C充電 | 5時間 | – | 〇 | クリップマウント 22–28&29–35 | 〇 | IP67 | 110×32×32 | 180g |
Gaciron | Raptor-3000 | ¥34,000 | 3000lm | 約2時間 (高輝度ハイビーム:3000lm) 約8時間 (中輝度ロービーム:800lm) 約55時間 (昼間モード:1000lm) | 8 | USB C充電 | 4.5時間 | – | – | マウント | 〇 | IPX6 | 108×49×40.6 | 290g |
CAT-EYE | Gボルト100 | ¥11,000 | 320lm 10000cd | 約1.5時間(ハイ:320lm) 約3時間(ミドル:170lm) 約15時間(ロー:40lm) | 3 | MICRO B USB充電 | 約3.5時間 | 〇 | 〇 | フレックスタイト | 〇 | IPX4 | 127×54.5×45.5 | 182g |
CAT-EYE | VOLT400 | ¥9,900 | 400lm | 約3時間(ハイ:約400lm) 約18時間(ロー:約50lm) 約60時間(点滅) | 5 | MICRO B USB充電 | 約6時間 | 〇 | 〇 | フレックスタイト φ22-35 | 〇 | IPX4 | 30.5×111.5×41.5 | 120g |
knog | BLINDER 600 | ¥8,690 | 600lm | 2時間(ハイ:600lm) 約4時間(ミディアム:300lm) 約120時間(エコフラッシュ:90lm) | 6 | USB C充電 | 4時間 | – | 〇 | クリップマウント 22–28&29–35 | 〇 | IP67 | 110×27×27 | 155g |
knog | BLINDER MINI | ¥4,895 | 50lm | 約1.8時間(ステディオン ハイ:25lm) 約3時間(ステディオン ロウ:15lm) 約30時間(エコフラッシュ:45lm) | 8 | USB充電 | 3.5時間 | – | – | シリコンストラップ 22-32 | – | 100%防水 | 40×33×31 | 17g |
CAT-EYE | KEEN | ¥2,970 | 50lm 2500cd | 約3時間(ハイ:50lm 2500cd) 約10時間(ロー:35lm) 約50時間(点滅:50lm) | 3 | 単4電池*3本 | – | – | 〇 | フレックスタイト φ22-35 | – | – | 34×86×38.5 | 66g |
CAT-EYE | Gボルト70 | ¥6,930 | 260lm 7000cd | 約7時間(ハイ:260lm) 約40時間(ロー:50lm) 約210時間(点滅) | 5 | MICRO B USB充電 | 約4.5時間 | – | 〇 | フレックスタイト | 〇 | IPX4 | 35.9×106.5×46.5 | 96.5g |
CAT-EYE | SYNC KINETIC | ¥6,600 | – | 約1.5時間(ハイ) 約15時間(ロー) 約50時間(点滅) | 6 | USB充電 | 約2.5時間 | – | – | ラバーバンド (約φ26-32) | – | IPX4 | 26.5×74.5×23 | 43g |
LEZYNE | STRIP PRO Ai ALERT 400+ REAR | ¥9,790 | 400lm | 約5.5時間(ブラスト:80lm) 約26時間(エコノミー:15lm) 約80時間(フェムト:5lm) | 7 | USB C充電 | – | – | 〇 | ストラップ | – | IPX7 | 70×37×47 | 71g |
knog | PLUS REAR | ¥2,970 | 20lm | 約2時間(ステディ) 約4.5時間(パルス) 約40時間(エコフラッシュ) | 5 | USB直結充電 | 4時間 | – | – | ストラップorクリップ | – | – | 14×66×18 | 12g |
※重量は個体差があります
※機能無しまたはHPに記載が無い項目は-で表示しています
※データは誤りがないように注意していますが、購入の際には販売サイトの情報をよくご確認ください
日中ライド向けな安めでコスパが良いフロントライトのおすすめ3選
昼間や比較的明るい場所を走る方向けの、明るさ低めで安いフロントライトのおすすめは以下の通りです。
- CAT-EYE | AMPP200
- LEZYNE | MINI DRIVE 400
- Gaciron | KIWI-800
CAT-EYE | AMPP200


価格 | ¥3,850 | 最大出力 | 200lm |
持続時間例 | 約1.5時間(ハイ:約200lm) 約13時間(ロー:約40lm) 約30時間(点滅:約200lm) | 点灯パターン | 3 |
バッテリー(電池・充電) | MICRO B USB充電 | 防水性 | IPX4 |
メリット | ワイドな配光で視認性が高い 着脱が簡単なラバーバンド | デメリット | MAX200lmで暗い場所の走行は難しい |
「AMPP200」は初心者が最初に買うのにぴったりなリーズナブルなライトです。
側面まで配光するため視認性と被視認性が高いデザインとなっています。
電池の残量が分かるインジケータや、点灯時に前回使ったモードで始まるモードメモリ機能など、必要最低限の機能を備えています。
慣れてきたら高輝度のライトを買い足して、ANPP200をサブライトにするのもおすすめです。



ラバーバンドで着脱がしやすいので、ちょっとコンビニに入るときなんかのライトの盗難防止が簡単にできます。
LEZYNE | MINI DRIVE 400


価格 | ¥4,950 | 最大出力 | 400lm |
持続時間例 | 約1時間(ブラスト:400lm) 約2.5時間(エンデューロ:150lm) 約20時間(フェムト:15lm) | 点灯パターン | 8 |
バッテリー(電池・充電) | USB直結充電 | 防水性 | IPX7 |
メリット | 安価に買える400lmライト ケーブル不要で簡単充電 | デメリット | ハイモードの持続時間が短い |
LEZYNEの超ロングセラーモデル「MINI DRIVE 400」。
400lmのライトが5千円以下というリーズナブルな価格が魅力です。
バッテリーは本体と一体型で、後部のキャップを外すとそのままUSBプラグに接続ができ、ケーブルいらずで簡単に充電できます。



角がごつごつしていない滑らかなデザインなので、ロードバイクに装着しても違和感が少ないです。
Gaciron | KIWI-800


価格 | ¥5,800 | 最大出力 | 800lm |
持続時間例 | 約2時間 (高輝度:800lm) 約3.5時間 (中輝度:400lm) 約24時間 (昼間モード:400lm) | 点灯パターン | 5 |
バッテリー(電池・充電) | USB C充電 | 防水性 | IPX6 |
メリット | リーズナブルな高輝度800lm カットオフビームで対向車に配慮 ハンドル下付け可能 | デメリット | マウントが大きく空気抵抗が気になる |
「KIWI-800」もリーズナブルに手に入る高輝度ライトです。
ミドルグレードのライトにしては決して機能性が多くはありませんが、明るさや持続時間などは、普通に走る分には十分な性能を持っています。
ライトの光が特定の角度以上に上がらないようにするカットオフビームや、反射防止のアンチグレア機能など、対向車や他のサイクリストに配慮しながら安全性を向上しています。



昼間モードは400lmで24時間もつので、デイライトとしても優秀です。
高出力なロードバイク用ハイスぺフロントライトのおすすめ3選
出力が高いライトは明るいだけじゃなく、バッテリーが大きくて持続時間が長いものも多いです。
電池が長持ちするので、頻繁に充電しなくてよいのも魅力といえます。
1000lm以上の高出力なロードバイク用ライトのおすすめは以下の通りです。
- LEZYNE | MEGA DRIVE 2400+
- knog | BLINDER 1300
- Gaciron | Raptor-3000
LEZYNE | MEGA DRIVE 2400+


価格 | ¥28,930 | 最大出力 | 2400lm |
持続時間例 | 約2時間(オーバードライブ:2400lm) 約6時間(エンデューロ:700lm) 約450時間(フェムト:20lm) | 点灯パターン | 8 |
バッテリー(電池・充電) | USB-C充電 | 防水性 | IPX7 |
メリット | 給電しながら点灯が可能 700lmで約6時間のロングタイム点灯 | デメリット | 重量が重め |
「MEGA DRIVE 2400+」は大容量のバッテリーが特徴です。
9600mAhの大型バッテリーは700lmの光を約6時間も点灯できます。
バッテリーが切れそうなときは、LEDに直接給電しながら点灯も可能で、バッテリーを通さずに直接LEDに給電するので、バッテリー寿命を早めずに使用可能です。



ブルベみたいな超ロングライドするときにはバッテリー切れの可能性がありますが、夜を徹して、みたいなライドじゃなければ十分対応できるでしょう。
knog | BLINDER 1300


価格 | ¥15,180 | 最大出力 | 1300lm |
持続時間例 | 1.5時間(ハイ:1300lm) 約3時間(ミディアム:650lm) 約120時間(エコフラッシュ:150lm) | 点灯パターン | 6 |
バッテリー(電池・充電) | USB C充電 | 防水性 | IP67 |
メリット | 6061アルミのボディ 内部バッテリーはシリコンスリーブで保護 GO PROマウント付属 | デメリット | 便利機能は少なめ |
耐久性の高い6061アルミを使用した「BLINDER 1300」。
650lmで約3時間点灯できるので、明かりの少ない郊外での走行にもしっかり対応できます。
上下共通デザインなので、反転させての使用も可能です。



挟み込むだけのクリップマウントなので、ライト本体は簡単に着脱できます。ライトの前後位置を自由に調整できる仕様も、ライトの微調整がしやすくて嬉しいですね。
Gaciron | Raptor-3000


価格 | ¥34,000 | 最大出力 | 3000lm |
持続時間例 | 約2時間 (高輝度ハイビーム:3000lm) 約8時間 (中輝度ロービーム:800lm) 約55時間 (昼間モード:1000lm) | 点灯パターン | 8 |
バッテリー(電池・充電) | USB C充電 | 防水性 | IPX6 |
メリット | ト | デメリット | 反 |
10,000mAhの大容量バッテリーを搭載している「Raptor-3000」。
高輝度と中輝度でハイビームとロービームの切り替えができ、道路状況に合わせて明るさの選択が可能です。
- 約2時間 (高輝度ハイビーム:3000lm)
- 約4時間 (高輝度ロービーム:1200lm)
- 約4時間 (中輝度ハイビーム:1500lm)
- 約8時間 (中輝度ロービーム:800lm)
- 約55時間 (昼間モード:1000lm)
モバイルバッテリーとしても使用可能なので、キャンプライドなんかにももってこいです。



明るさとモードを調整できるリモートコントロール機能もあります。ハンドルバーから手を離さずに操作できるので、安全性が高いです。
ハンドル周りをスッキリ!下付け可能なロードバイク用フロントライトのおすすめ3選
ハンドルバーに下向きに取り付けて、ハンドル周りをスッキリできるロードバイク用ライトのおすすめは以下の通りです。
- CAT-EYE | Gボルト100
- CAT-EYE | VOLT400
- knog | BLINDER 600
CAT-EYE | Gボルト100


価格 | ¥11,000 | 最大出力 | 320lm 10000cd |
持続時間例 | 約1.5時間(ハイ:320lm) 約3時間(ミドル:170lm) 約15時間(ロー:40lm) | 点灯パターン | 3 |
バッテリー(電池・充電) | MICRO B USB充電 | 防水性 | IPX4 |
メリット | 上にも下にも付けられる バッテリー交換が可能 眩しさに配慮した上カット配光 | デメリット | 持続時間が短め |
「Gボルト100」はハンドルの上にも下にも付けられるフロントライトです。
対向車や歩行者が眩しくないよう、上側をカットした配光で視認性を高められます。
ハンドル下側に装着した場合でも、上カット配光を維持できるのが特徴です。



バッテリーはカートリッジ式なので、予備バッテリーを用意したらロングライドにも対応できます。
CAT-EYE | VOLT400


価格 | ¥9,900 | 最大出力 | 400lm |
持続時間例 | 約3時間(ハイ:約400lm) 約18時間(ロー:約50lm) 約60時間(点滅) | 点灯パターン | 5 |
バッテリー(電池・充電) | MICRO B USB充電 | 防水性 | IPX4 |
メリット | 放熱に優れるアルミボディ 上にも下にも装着可能 素早くハイモードにアクセス バッテリーは交換可能 | デメリット | 充電時間が長い |
「VOLT400」はCAT-EYEのロングセラー、VOLTシリーズの400lmモデルです。
ハンドルの上にも下にも装着が可能で、ハンドル周りの状況に合わせて取り付け箇所が選べます。
ダブルクリックでハイモードに切り替えできるので、走行中に薄暗いトンネルなどに差し掛かったときでも、素早く視認性を高められます。
別売りのヘルメットブラケットを使えば、ヘルメットにも装着可能です。
バイクの正面以外の気になる箇所を照らせるので、ナイトライドの際に活躍します。



バッテリーはVOLTの800、700、300、50と互換性があるので、VOLTシリーズで揃えておけば、追加費用がいらないですね。
knog | BLINDER 600


価格 | ¥8,690 | 最大出力 | 600lm |
持続時間例 | 2時間(ハイ:600lm) 約4時間(ミディアム:300lm) 約120時間(エコフラッシュ:90lm) | 点灯パターン | 6 |
バッテリー(電池・充電) | USB C充電 | 防水性 | IP67 |
メリット | 600lmで9千円以下 耐久性が高いアルミのボディ 上下共通デザイン | デメリット | 便利機能は少なめ |
600lmで9千円以下と高コスパの「BLINDER 600」。
ミディアムの300lmでも約4時間とロングタイムの照射ができます。
ボディは上下に差がないデザインなので、ハンドルの上に付けても下に付けても違和感なく搭載可能です。



GO PROマウント(別売り)にも装着できるので、GO PROを乗せることが多い人は、面倒なマウントの付け替えが不要です。
2個付けで安全性アップ!ロードバイク用サブライトのおすすめ3選
メインにするには頼りないけど、サブライトとして使えるライトのおすすめは以下の通りです。
- knog | BLINDER MINI
- CAT-EYE | KEEN
- CAT-EYE | Gボルト70
knog | BLINDER MINI


価格 | ¥4,895 | 最大出力 | 50lm |
持続時間例 | 約1.8時間(ステディオン ハイ:25lm) 約3時間(ステディオン ロウ:15lm) 約30時間(エコフラッシュ:45lm) | 点灯パターン | 8 |
バッテリー(電池・充電) | USB充電 | 防水性 | 100%防水 |
メリット | 8種類の点灯パターンで視認性〇 最大800m離れた場所からも視認可能 2本のシリコンストラップで様々な取り付け箇所に対応 17gと軽量 | デメリット | 持続時間が短め |
「BLINDER MINI」は多彩な点灯パターンが魅力です。
8種類の点灯パターンが対向車からの視認性を高めてくれます。
2本のシリコンストラップは、直径22〜32mm以上のバーとシートポスト用の小さなストラップと、円周が最大200mmのチューブとヘッドチューブに装着が可能です。



ライト重量が軽いので、できるだけ重くしたくないライダーにはぴったりです。
CAT-EYE | KEEN


価格 | ¥2,970 | 最大出力 | 50lm 2500cd |
持続時間例 | 約3時間(ハイ:50lm 2500cd) 約10時間(ロー:35lm) 約50時間(点滅:50lm) | 点灯パターン | 3 |
バッテリー(電池・充電) | 単4電池×3本 | 防水性 | – |
メリット | 電池切れ時の対応がしやすい 周囲に配慮した上カット配光 | デメリット | 充電式電池は使えない 点灯パターンが少ない |
「KEEN」は乾電池式のライトです。
点滅での持続時間は約50時間と、日常使いするには十分なスペックをもっています。
上側の光は眩しさ配慮でカットしてありますが、横は広く照らすことが可能です。



電池式は電池が切れてしまっても、コンビニなどで簡単に補充できるのがメリットです。
CAT-EYE | Gボルト70


価格 | ¥6,930 | 最大出力 | 260lm 7000cd |
持続時間例 | 約7時間(ハイ:260lm) 約40時間(ロー:50lm) 約210時間(点滅) | 点灯パターン | 5 |
バッテリー(電池・充電) | MICRO B USB充電 | 防水性 | IPX4 |
メリット | 持続時間が長い 上カット配光で周囲に配慮 | デメリット | Micro-B充電 |
「Gボルト70」はハンドルバーの下側取付専用のライトです。
持続時間の長さが魅力で、260lmで約7時間の照射ができるので、日中のロングライドで活躍します。
点滅で使用していても、ダブルクリックすればすぐにハイモードに切り替えられるので、薄暗い道に入ったときでもすぐに対応可能です。



充電タイミングが分かるバッテリーインジケータや、消したときのモードで再開できるモードメモリーなど、機能性も高いです。
夜ライドの視認性を高めるロードバイク用リアライトのおすすめ3選
リアライトは視認性を高めるための明るさ、そして、いつの間にか切れている!といった危険性を減らす持続性などが重要です。
おすすめのリアライトは以下の通りです。
- CAT-EYE | SYNC KINETIC
- LEZYNE | STRIP PRO Ai ALERT 400+ REAR
- knog | PLUS REAR
CAT-EYE | SYNC KINETIC


価格 | ¥6,600 | 最大出力 | – |
持続時間例 | 約1.5時間(ハイ) 約15時間(ロー) 約50時間(点滅) | 点灯パターン | 6 |
バッテリー(電池・充電) | USB充電 | 防水性 | IPX4 |
メリット | 加速度センサー内蔵 SYNC対応ライトと連動可能 | デメリット | ハイモードの持続時間は短い |
「SYNC KINETIC」はSYNC対応のライトと連動が可能なリアライトです。
フロントライトのSYNC CORE、セーフティライトのSYNC WEARABLEを繋げると、どのライトからでもワイヤレスで全てのライトのON/OFF操作が可能になります。
KINETICとWEARABLEは点灯モードの連動ができ、後方からの視認性がより高まります。
COREでは、他のライトの接続状況やバッテリー状況の確認が可能です。確認しづらいリア側ライトの状況が一目で分かります。
加速度センサーも内蔵していて、まるで車のように、減速すると約2.5秒の間、50lmで点灯するので、後続への注意喚起にもなります。



集団走行時に適したグループライドモードも搭載しています。普通の点滅に比べて穏やかに光るため、後続の人への配慮ができます。
LEZYNE | STRIP PRO Ai ALERT 400+ REAR


価格 | ¥9,790 | 最大出力 | 400lm |
持続時間例 | 約5.5時間(ブラスト:80lm) 約26時間(エコノミー:15lm) 約80時間(フェムト:5lm) | 点灯パターン | 7 |
バッテリー(電池・充電) | USB C充電 | 防水性 | IPX7 |
メリット | ブレーキ感知技術搭載 持続時間は長め ストラップで異形パイプにも対応 | デメリット | 値段が高い 重め |
「STRIP PRO Ai ALERT 400+ REAR」はブレーキ感知技術を搭載したテールライトです。
Aiアラートと呼ばれる機能は、ライダーのブレーキによる減速を検知して点灯パターンを変更。後続への注意喚起ができます。
とても広角なレンズは約270°まで視認ができ、周囲からの視認性も高いです。



ストラップ式なので、普通の丸形じゃないシートポストにも対応可能です。
knog | PLUS REAR


価格 | ¥2,970 | 最大出力 | 20lm |
持続時間例 | 約2時間(ステディ) 約4.5時間(パルス) 約40時間(エコフラッシュ) | 点灯パターン | 5 |
バッテリー(電池・充電) | USB直結充電 | 防水性 | – |
メリット | 12gと軽量 本体とマグネットの着脱が簡単 クリップでライド以外のライトとしても使える | デメリット | 最大出力は低め |
「PLUS REAR」は超軽量で多用途なライトです。
わずか12gしかないので、バイクに与える影響も極小。
ライト部分に内蔵されたクリップを使えば、ポケット、靴下、バッグなど、様々な箇所に取り付けができ、ライド以外にランニングやキャンプなどでも活躍します。



USBプラグが内蔵されているので、ケーブルを使わずに直接接続・充電ができます。ケーブルでごちゃつかなくて済みますね。
ロードバイクにライトは必要?装着は法律で決まっている


ロードバイクにライトの搭載は必須です。
ロードバイク(自転車)については、法律でライトの搭載が義務付けられています。
第52条
車両等は、夜間(日没時から日出時までの時間をいう。以下この条及び第63条の9第2項において同じ。)、道路にあるときは、政令で定めるところにより、前照灯、車幅灯、尾灯その他の灯火をつけなければならない。政令で定める場合においては、夜間以外の時間にあっても、同様とする。
引用元:道路交通法施行令
自転車は軽車両ですので、車両等に含まれます。
軽車両の灯火については、道路交通法施行令18条1項5号に記載があります。
第十八条 車両等は、法第五十二条第一項前段の規定により、夜間、道路を通行するとき(高速自動車国道及び自動車専用道路においては前方二百メートル、その他の道路においては前方五十メートルまで明りように見える程度に照明が行われているトンネルを通行する場合を除く。)は、次の各号に掲げる区分に従い、それぞれ当該各号に定める灯火をつけなければならない。
(中略)
五 軽車両 公安委員会が定める灯火
引用元:道路交通法施行令
この公安委員会が定める灯火は全国ほぼ同じルールですが、都道府県によって若干異なるので、自分が住んでいる都道府県の条例を確認しておきましょう。
なお、ライトを搭載する主な目的は2つです。
- 前方を照らして道路状況、人、自転車や車、障害物などが視認できるようにする。
- 他の交通者に自転車の存在を知らせる。



「自分は見えるから点けなくていいや」じゃないんですね。相手にも自分の存在を知らせて、事故のリスクを下げる意味合いがあります。
違反した場合は、道路交通法120条1項8号により5万円以下の罰金が課せられます。
ちなみに、リアライトに関しては、反射板があれば不要です。


自分に合うロードバイク用ライトの選び方


ロードバイク用ライトを選ぶときに重要なポイントは以下の通りです。
- 明るさと持続時間
- バッテリーの種類
- 機能性
- 防水性
明るさと持続時間
ロードバイク用ライトにまず求めたいのは、視認性を高めるための性能です。
ですが、明るすぎてもライドシーンによってはオーバースペックになります。
シチュエーションに合わせたライトを選択しましょう。
以下はライドシーンごとのルーメンの目安です。
lm | ライドシーン |
---|---|
100~400 | 街灯の多い明るい市街地 |
500~700 | 街灯が少なめの道 |
800~1100 | 街灯がほぼない道 |
1200以上 | 街灯がない道 |
リアライトはできるだけ持続時間が長いものがおすすめです。



自分では走行中にライトを見れないので、気付かないうちに電池が切れている、ということがないように気を付けましょう。
バッテリーの種類
ライトのバッテリーは、大きく分けて充電式と電池式に分かれます。
バッテリー | 種類 | メリット | デメリット |
---|---|---|---|
充電式 | USB充電 ソーラー充電 | USBポートがあれば手軽に充電できる ランニングコストが安い 乾電池よりエコ | ライド中のバッテリー切れ時の対処が難しい |
電池式 | 乾電池 コイン電池 | 充電を待つ必要がない 電池が切れてもコンビニやスーパーで補充できる 充電式より安価なモデルが多い | ランニングコストが高い 重量が重め |
その他、充電式の場合はバッテリーが取り外せるかといった点にも注目です。



特に長時間ライドをする人は、ライド中の充電切れを想定して、予備のバッテリーを用意しておくのがおすすめです。
機能性
明るさやバッテリーの種類が決まったら、機能性も意識してみましょう。
ロードバイク用ライトには、明るさ以外にも様々な機能が搭載されています。
- 点灯パターン変更
- バッテリー残量確認
- アプリとの連動
- 自動点灯・消灯
- モバイルバッテリー機能
- 下付けの可否
リアライトにも様々な機能が搭載されています。



機能が増えると値段が高くなりがちなので、欲しい機能を絞って考えましょう。
防水性
ロードバイクに乗っていると、突然雨に降られる日もあります。
雨にライトを壊されないように、防水性能が高いライトを選んでおくと安心です。
ライトの防水性能はIPコードで表記されています。
防水性能は「IPX0」から「IPX8」までの9段階で評価されます。
各等級の目安は以下の通りです。
等級 | 性能目安 |
---|---|
IPX0 | 特に保護なし |
IPX1 | 鉛直から落ちてくる水滴による有害な影響がない |
IPX2 | 鉛直から15度の範囲で落ちてくる水滴による有害な影響がない |
IPX3 | 鉛直から60度の範囲で落ちてくる水滴による有害な影響がない |
IPX4 | あらゆる方向からの飛まつによる有害な影響がない |
IPX5 | あらゆる方向からの噴流水による有害な影響がない |
IPX6 | あらゆる方向からの強い噴流水による有害な影響がない |
IPX7 | 一時的に一定水圧の条件に水没しても内部に浸水することがない |
IPX8 | 継続的に水没しても内部に浸水することがない |



数字が大きいほど水の侵入に対する耐性が高くなりますが、防水等級は数字が大きくても必ずしも上位互換ではない点に注意が必要です。例えばIPX7(浸水)がIPX6(強い噴流)の保護を兼ねているとは限りません。
ロードバイク用ライトでは、IPX4、6、7あたりが多いです。
どのレベルを重視するかは人によるので、自分の使い方に合う防水耐性のライトを選びましょう。
ロードバイク用ライトの主要メーカーを紹介
ロードバイク用ライトの有名メーカーをご紹介します。
有名メーカーはこれまでの経験の中で、ライダーに必要な機能をしっかり理解していますし、性能の面でも安心です。
メーカー | 特徴 |
---|---|
CATEYE | 日本を代表する自転車用ライトのブランド。バリエーションがとても豊富で、信頼性も高い。 |
LEZYNE | ドイツ人がアメリカで創業したブランド。ライト以外にサイコンやポンプ、工具など、様々なツールを手掛ける。 |
GACIRON | 2012年に中国で生まれた自転車用ライト専門メーカー。設計から生産までを自社で一貫して行っている。 |
KNOG | オーストラリアで立ち上がった革新的なメーカー。デザイン性の高いライト、ベル、セキュリティツールなどを生み出している。 |
SERFAS | 93年にアメリカで誕生したメーカー。ライトやサドルといったサイクルパーツからアパレルまで、幅広く商品を展開。 |



こういっては元も子もないですが、迷ったらキャットアイにしておけば、ほぼ間違いないです。
ロードバイク用ライトの注意点


ロードバイクのライトに関する注意点を解説します。
メインのフロントライトにはしっかりした明るさが必要
ライトの明るさに関しては、多くの場合、都道府県の条例で決まっています。
条例は都道府県によって若干違うので、住んでる地域の条例を確認しておきましょう。
よく見られる明るさの例はこんな感じです。
前照灯 | 白色や淡黄色 前方10m先の障害物が視認できること |
---|---|
尾灯 | 赤色や橙色 100m後ろから点灯が確認できること |
街灯の有無や天候にもよりますが、上記条件を満たして安心して走るのであれば、400lm程度は必要です。



安いからといって性能を満たしていないライトを点けて走ると違反となります。気を付けましょう。
点滅のみはNG
ロードバイクのライトは「点灯」が基本です。
「点滅」だと、一瞬とはいえ未灯火の時間ができてしまいます。
街中を点滅ライトだけで走るライダーを見かけますが、あれはNGです。



点滅は点灯していることにならないので気を付けてください。
リアライトの場合は、反射板があれば点滅でもOKです。
第六十三条の九 自転車の運転者は、内閣府令で定める基準に適合する制動装置を備えていないため交通の危険を生じさせるおそれがある自転車を運転してはならない。
2 自転車の運転者は、夜間(第五十二条第一項後段の場合を含む。)、内閣府令で定める基準に適合する反射器材を備えていない自転車を運転してはならない。ただし、第五十二条第一項前段の規定により尾灯をつけている場合は、この限りでない。引用元:道路交通法施行令
反射板がない場合は、点灯が必須となります。
ライドスタイルに合わせたロードバイク用ライトを搭載して安全にサイクリングを楽しもう


この記事ではロードバイク用ライトのおすすめをご紹介しました。
ロードバイクにはライトを搭載しないと法令違反となってしまいます。
ただつければ良いわけじゃなく、明るさもある程度必要です。
ロードバイク用ライトを選ぶときのポイントは以下の通りです。
- 明るさと持続時間
- バッテリーの種類
- 機能性
- 防水性
ライトはロードバイクを安全に楽しむために必須のアイテムです。
目的に合うライトを付けて、安全快適にサイクルライフを満喫しましょう。
ロードバイク用ライトに関するよくある質問
- デイライトってどんな効果があるの?
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昼間もライトをつけておくと、対向車や歩行者に自分の存在をアピールできます。
必須ではありませんが、事故のリスクが減らせるので、余裕があれば搭載するのがおすすめです。
- ロードバイク用ライトは明るすぎると違法になる?
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厳密に自転車のライトの明るさを規定する条文は見つかりませんでした。
ですが、明るすぎるライトは都道府県の条例に引っかかる可能性があります。
例えば、東京都の道路交通法に以下の文言があります。
第17条 法第76条第4項第7号の規定による道路における禁止行為は、次に掲げるとおりとする。
(中略)
(3) 車両の運転者の目をげん惑するような光をみだりに道路上に投射すること。
引用元:東京都道路交通規則違法じゃなかったとしても、明るすぎると対向車や歩行者の目を眩ませる可能性があります。
自分だけじゃなく、周囲のことも考えたライドを心がけましょう。
- 百均のライトは使える?
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百均のライトはメインライトではなく、サブの補助灯としてなら使えます。
各都道県が定める自転車ライトに必要な明るさを満たしていないことが多いので、明るさが確保できるメインライトを用意しましょう。
- エアロハンドルに付けられるライトはある?
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エアロハンドルなどの特殊な形状に対応しているライトもあります。
シリコンゴムのストラップタイプや、エアロハンドル対応のマウントがあれば、搭載できるでしょう。
エアロハンドル対応のレックマウントは、上側にサイコンやカメラ、下側にライトがセットできます。
ハンドル周りをスッキリ見せたい場合は、レックマウントも検討しましょう。
- ルーメンて何?
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光源から放たれたすべての光「光束」の量を表す単位です。
ロードバイク用ライトの明るさは多くの場合、ルーメン(lm)で表示されます。
カンデラは、光源から出る光の強さ「光度」を表しています。照らしている範囲内で一番明るい箇所の数値になります。