- サイコンを使ってみたいと思ってるんだけど
- 種類が多すぎて何がいいんだか分からない
- 初心者向けのサイコンが知りたい
ロードバイクに慣れてくると、自分の走りをステップアップしたいと考える人は多いです。
でも、いざサイコンを買おうと思っても、種類が多すぎるとどれがいいのか分からないですよね。
シュンそこでこの記事では、40種以上のサイコンを調査したロードバイク乗りが、初心者におすすめのサイコンをご紹介します。
この記事を読めば、あなたにぴったりのサイコンが見つかりますよ。
ちなみに、地図無しのモデルであれば、BRYTONのRider17、地図有りならCooSpoのCS600が特におすすめです。
ですが、他のサイコンもそれぞれに特徴があるので、好みのサイコンを選んでくださいね。
初心者向けサイコンの選び方


初心者が最初にサイコンを選ぶときは、用途別に選びましょう。
トレーニングに使いたい人:データ計測重視
ポタリング・ゆるライドで使いたい人:地図機能付き
特に必要な機能は以下の通りです。
| 項目 | 詳細 | メリット |
|---|---|---|
| タイム計測 | 特定の区間の走行タイムが測れる | 繰り返しの計測で身体の状態、気候などによる走行時間の変化が分かる |
| ケイデンス・心拍表示 | 身体の状態やペダリングの回数をリアルタイムで把握できる | 数値に基づいた効率の良いトレーニングができる |
| Strava対応 | サイコンの記録をトレーニング管理アプリ「Strava」にアップロードして記録できる | 他人の記録と比較できるので、自身の実力が把握できる |
| GPS | 位置情報をリアルタイムで取得できるので、ケイデンスやスピードセンサーが無くても速度や距離の測定が可能。ルートの記録も可能でスマホアプリへの連携もしやすい。登坂距離や獲得標高なども確認できる | モチベーションアップやトレーニング計画の立案に役立つ |
| 地図機能 | 目的地へのナビや現在地周辺の道が分かる | 目的地まで迷わずに着けるので無駄な体力の消費がない |
初心者の場合、機能が多すぎでも使い切れません。
機能を絞れば価格も安くなりがちなので、必要な機能だけに絞ったサイコン選びが重要です。
初心者におすすめのサイコン5選
初心者におすすめのサイコンを紹介します。
選出基準は以下の通りです。
- 価格が2万円以下
- USB充電式
- 通信方式にBluetooth(BLE)とANT+の両方が使える
| 商品名 | 価格 | サイズ | 重量 | バッテリータイプ | 連続動作時間 | 通信方式 | 画面サイズ | 地図 | ナビ | 防水性能 | STRAVA自動アップロード |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| Rider17 | BRYTON | ¥9,460 | 55×80.6×12.8 | 63g | USC-C充電式 | 25時間 | Bluetooth(iOS&Android)、ANT+ | 3インチ | × | × | 最大1mまでの水への偶発的な接触が最大30分まで可能 | 〇 |
| BC107 | CooSpo | ¥6,999 | 80x54x20.64 | 64g | USC-C充電式 (初期ロットはMicro USB Type-B) | 28時間 | ANT+、Bluetooth | 2.4インチ | × | × | IP67 | 〇 |
| BSC200S | iGPSPORT | ¥11,880 | 82x53x14.1 | 66g | USC-C充電式 | 25時間 | BLE/ANT+ | 2.4インチ | × | 〇 | IPX7 | 〇 |
| C506 | MAGENE | ¥19,800 | 78x48x17.5 | 76g | USC-C充電式 | 17時間 | WiFi、Bluetooth 5.0、ANT+ | 2.4インチ | 〇 | 〇 | IPX7 | 〇 |
| CS600 | CooSpo | ¥13,677 | 84x53x18 | 69g | USC-C充電式 | 36時間 | ANT+、Bluetooth | 2.4インチ | 〇 | 〇 | IPX7 | 〇 |


Rider17 | BRYTON
| 価格 | ¥9,460 | サイズ | 55×80.6×12.8 |
| 重量 | 63g | 連続動作時間 | 25時間 |
| 画面サイズ | 3インチ | 地図機能 | – |
| ナビ機能 | – | 防水性能 | 最大1メートルまでの水への偶発的な接触が最大30分間まで可能 |
| メリット | GPS搭載モデル 各種センサーと接続可能 ログを自動でアプリに同期 着信やSMS通知の表示可能 | デメリット |
「Rider17」はリーズナブルながら高機能なサイコンです。
GPS搭載で、スピードセンサーの取り付けや複雑な設定は不要。電源を入れて衛星信号を取得すればすぐに使用できます。
位置測定にはGNSSを採用していて、複数の衛星システムに対応するため、都市部や山間部でも高い精度で位置測定が可能です。
- GPS
- GLONASS
- BDS
- Galileo
- QZSS
画面は3インチと大型ですが、本体は63gと軽量。バックライトもあるので視認性も高いです。
Bryton Activeアプリとも連携可能で、データの管理や分析、画面レイアウトのカスタマイズなどが簡単にできます。
STRAVAやTrainingPeaksなどとも自動同期できるので、手動でアップロードする手間が省けるのも嬉しいポイントです。
- GNSS採用
- バックライト付き
- Bryton Activeアプリと連携可能
- 自動同期:STRAVA、TrainingPeaks、Komoot、Relive
- 自動ラップ機能:特定の距離や場所で自動的にラップをマーク
- モバイルバッテリーで充電可能
- スマート通知:スマホとペアリングして着信やSMSの通知を表示
- 気圧計内蔵:勾配データや標高上昇をリアルタイムで表示
- Live Track:自分の今の位置を家族や友人に共有
- GARDIA R300Lスマートレーダーリアライトと互換性:後方からの車両接近時、画面表示や音声通知を通じてリアルタイムで警告
- ワークアウトの同期と計画、ライド計画のダウンロードが可能



まじで1万円切りですか?ってくらいの機能の多さ。「地図機能はいらないけどアプリ連携やログの管理はしたい」って人にぴったりのモデルです。
BC107 | CooSpo
| 価格 | ¥6,999 | サイズ | 80x54x20.64 |
| 重量 | 64g | 連続動作時間 | 28時間 |
| 画面サイズ | 2.4インチ | 地図機能 | – |
| ナビ機能 | – | 防水性能 | IP67 |
| メリット | 専用アプリでログの管理ができる オートバックライト機能 ケイデンス・スピードセンサー付き | デメリット | バックライトの手動切り替えはできない |
「BC107」は充実した機能を手頃な価格で備えたサイコンです。
スピード計測などの初心者向けサイコンに必要な機能は搭載していて、ケイデンス・スピードセンサー付きで約7千円というぶっ壊れ価格。
専用アプリと連携すればデータの管理や設定変更、走行ログの保存もしっかりできます。
STRAVAへの自動アップロード機能も備えてこの価格なら、コスパは抜群といえるでしょう。



まさしく価格破壊のサイコン。ただ、Amazonのレビューでは不具合や壊れやすいという口コミもけっこうあります。そういうものと割り切った方がいいかもです。
- オートバックライト
- 専用アプリによる走行ログ管理
- STRAVA自動アップデート
BSC200S | iGPSPORT
| 価格 | ¥11,880 | サイズ | 82x53x14.1 |
| 重量 | 66g | 連続動作時間 | 25時間 |
| 画面サイズ | 2.4インチ | 地図機能 | – |
| ナビ機能 | 〇 | 防水性能 | IPX7 |
| メリット | 6ボタンで操作が分かりやすい 日没リマインダーやスマート通知機能搭載 | デメリット | ナビはできるが地図はない |
最低限のナビだけでいいなら、BSC200Sがおすすめです。
地図はありませんが、多彩なルートプランニングに対応するナビ機能が搭載されています。
日没リマインダー機能もあるため、日が落ちて真っ暗になる前に帰路につけます。
スマートトレーナーとの連動や、STRAVAへの自動アップデートなどにも対応。
トレーニングユーズにも問題なく使用可能です。



ただ、不慣れな道や街中の道を走るときなど、ナビだけだと分かりづらいデメリットはあります。3差路4差路など、分かれ道が多い場面では、圧倒的に地図ありの方が使いやすいです。
- 画面表示カスタマイズ
- ルートナビ
- 日没リマインダー
- 前回記録からの再開
- スマートモーション通知:動かしたら自動で記録開始
- お気に入りルート登録:最大4つまで登録可能
- スマート通知:スマホのメッセージや通知をサイコンに表示
- レーダーテールライト・スマートライト・スマートトレーナー・電動シフターと連動
- 専用アプリによる走行ログ管理
- STRAVA自動アップデート
C506 | MAGENE
| 価格 | ¥19,800 | サイズ | 78x48x17.5 |
| 重量 | 76g | 連続動作時間 | 17時間 |
| 画面サイズ | 2.4インチ | 地図機能 | 〇 |
| ナビ機能 | 〇 | 防水性能 | IPX7 |
| メリット | スマートリマインダー搭載 MAGENE製ライトと互換性あり | デメリット | 地図の縮尺が3段階表示 連続動作時間が短め |
「C506」は走行データの計測だけでなく、ライド全体をサポートするサイコンです。
走行ルートのナビはもちろん、コースを外れるとアラートが出たり、正しいルートへの最短距離を再計算したりと、間違ったルートを走り続けることによる体力の消耗を防げます。
MAGENEが販売しているライトとも互換性があり、走り出したらフロントライトを自動点灯といった連携も可能です。
- L508レーダーテールライト
- L308インテリジェントエクスプレッションテールライト
- ATシリーズインテリジェントフロントライト
時間や距離に応じたリマインダー機能では、補給のタイミングを設定して通知ができます。
初心者のうちに起こしがちなハンガーノックの危険性を減らせるので、安心して長時間のライドが楽しめます。



今回紹介した中では最も高い価格ですが、機能性も高いです。ポタリングからガチ目のライドまでこなしたい人の、最初のサイコンとしてはうってつけです。
- タッチスクリーン
- 自社ライトと互換性あり
- スマートリマインダー:水分補給やエネルギー補給時間などを通知
- OnelapFit APPと連携:トレーニングやサイクリングデータを提示・分析。STRAVAやTrainingPeaksなどのプラットフォームとデータを自動共有
- スマートトレーナーと接続:サイクリング履歴のFITファイルをアップロードし、アウトドアサイクリングアドベンチャーが可能。希望のパワーターゲット、抵抗、勾配を設定も可能
- DJIカメラの制御:ストレージとバッテリーの残量確認
- 自動明るさ調整
- 位置情報:GPS、GLONASS、Galileo、QZSS、北斗と連携
- 内部ストレージ4GB
CS600 | CooSpo
| 価格 | ¥13,677 | サイズ | 84x53x18 |
| 重量 | 69g | 連続動作時間 | 36時間 |
| 画面サイズ | 2.4インチ | 地図機能 | 〇 |
| ナビ機能 | 〇 | 防水性能 | IPX7 |
| メリット | 地図・ナビ機能付き フルカラータッチスクリーン バッテリー持ちが良い | デメリット | マニュアルの日本語が不自然で読みづらい |
地図機能は欲しい、でもできるだけ安く済ませたい。なんて人はCS600がおすすめです。
COOSPOの上位モデルで、地図機能搭載モデルなのに1万円台中頃で買えるというぶっ飛び価格。
フルカラーのタッチスクリーン仕様で、ミドルグレード以上のサイコンを使っている感覚が楽しめます。
マウントやケイデンス・スピードセンサーも同ブランドで販売があり、合わせて購入しても2万円を切る場合も。



機能は多くはありませんが、初心者のうちはたくさんあっても使い切れないでしょう。トレーニングもしたい・ポタリングも楽しみたいという初心者の強い味方です。
- フルカラータッチスクリーン
- 画面カスタマイズ
- レーダーテールライト・スマートバイクライトと連動
- スマートトレーナー・電子シフター・eバイクと接続可能
- 内部ストレージ8GB
ここまで紹介したほとんどのサイコンにいえますが、サイコンをトレーニング用として考えるなら、別途センサーが必要です。
速度や走行距離はGPSによる計算からおよその数値が算出できますが、ケイデンスや心拍数はセンサーがないと測れません。
別途センサーを調べるのが面倒な人は、ブライトンのサイコンがおすすめです。
ミドルグレード以上のモデルには、ケイデンスと心拍センサー付きのセット販売があります。
以下でブライトンのサイコンを紹介していますので、ぜひご覧ください。


初心者がサイコンを買うときの注意点
サイコンを購入するときは、各種センサーがセットになっているかを確認しましょう。
本体だけだと、GPSの位置情報からおおよその速度や距離、時間は出せますが、ケイデンスや心拍は計測できません。
心拍数やケイデンス、パワーの計測には別途センサーが必要です。
また、ボタン電池式のサイコンは、個人的にはおすすめしません。
キャットアイなどのサイコンに多いですが、ボタン電池は破裂する可能性があります。



私は機械の中に入れていても、外していても破裂しました。


電池は買いに行く手間や交換する手間もかかります。
USBで充電できるタイプなら、手間も少なくて済むのでおすすめです。
初心者もサイコンを取り付けて、サイクリングを楽しもう


この記事では、初心者におすすめのサイコンを紹介しました。
安価なモデルでは地図付きと地図無しで価格が大きく変わります。
用途によって選ぶべきモデルが変わりますので、自分が何に使いたいのかによって選ぶと良いでしょう。


サイコンに関するよくある質問
- サイコンとセンサーって同じメーカーじゃないと使えない?
-
違うメーカー同士でも使用可能です。
サイコンとセンサーはほとんどが同じ規格(Bluetooth or ANT+)を使って通信しています。
サイコンとセンサーの両方に同じ表記があれば、接続ができます。
- ANT+とBluetoothって何が違う?
-
Bluetooth(BLE)はサイコン側のチップの制限により、1~2台のデバイスにしか接続できません。
一方、ANT+は複数のデバイスに同時接続が可能です。
ケイデンス・スピード・ハートセンサーやスマホなどと同時接続するならANT+、またはANT+とBLEの両方を備えたサイコンが良いでしょう。
接続トラブルからの復帰の速さや、同時接続時の確実性といった点においても、ANT+の方が優れています。
- サイコンはどこに取り付けるの?
-
専用のマウントやゴムバンドなどを使って、ハンドルやステムに取り付けます。
取り付け器具は本体に付属されていることが多いです。
正規品以外のマウントはメーカーや型番など、対応機種かどうかを確認ください。
- サイコンの取り付けは難しい?
-
説明書に沿って作業すれば、問題なく取り付けられます。
ゴムバンドは工具不要、クランプ式の場合でも、六角のアーレンキーがあれば簡単に付けられます。
- スマホアプリがあればサイコンはいらないのでは?
-
スマホアプリでは、GPS機能を使うと数時間で電池切れになります。
その点、サイコンでは10時間以上の連続使用できるモデルが多いです。
防水性能もしっかりしているので、突然の雨でも安心して使えます。
スマホのことを考えるなら、長距離ライドやトレーニングに使う場合はサイコンが必須です。
反対に、日常の短距離ライド、街乗り、通勤通学くらいであれば、スマホアプリで十分といえます。
- サイコンのバッテリーの寿命は?
-
リチウムイオン電池の寿命は充電回数で500回と言われます。
ロードバイクに乗る時間が週に一回8時間の場合、月で32時間です。
満充電で30時間使えるモデルであれば、月に1回ちょっとの充電になります。
年間で13~15回程度の充電回数です。半端な充電状況が不安で追加で充電したとしても、年間25回くらいの充電でしょう。
サイコンのバッテリーは理論上、20年もつ計算になります。
ですが、実際は高温・低温下での使用や満充電・深充電、経年劣化などにより、5~10年が寿命となります。
